九頭龍剣伝説 (2022/03/05 - 2022/03/13)

SCENARIO INFO

Writer/戯言脳髄Laboratory(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
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PLAYER

KP/ゆっけ
PC1/天瀬 談(梟)
PC2/廻 京二(コトナ)
PC3/綾瀬 馨(のぎ)
PC4/御法川 志波彦(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-41日目-52日目2日目-22日目-32日目-42日目-53日目アフタープレイ

九頭龍の村

KP(ゆっけ)
あなた達は農村を通り、城へ向かうこととなるだろう。
KP(ゆっけ)
通りがかった村。
そこの中央の広場で煙が立ちのぼっているのが目に入る。
KP(ゆっけ)
煙の元を辿ると簀の子が被せられた何かの山が燃えているようだ

…あれは。
KP(ゆっけ)
焼ける炎と灰に混じって臭う腐臭。
そして簀の子の隙間から垣間見えてしまう人間の片腕…。

目の前に存在している山は死体の山だった。
KP(ゆっけ)
─────────正気度喪失 【  1/1D3 】
天瀬 談(梟)
CCB<=80 SANチェック (1D100<=80) > 30 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=70 正気度 (1D100<=70) > 56 > 成功
廻 京二(コトナ)
ccb<=80 SAN (1D100<=80) > 8 > スペシャル
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 57 > 失敗
綾瀬 馨(のぎ)
1d3 (1D3) > 1
KP(ゆっけ)
実質成功。えらい!
system
[ 天瀬 談 ] SAN:80 → 79
system
[ 廻 京二 ] SAN:80 → 79
system
[ 綾瀬 馨 ] SAN:55 → 54
system
[ 御法川 志波彦 ] SAN:70 → 69
エニシ(ゆっけ)
そ…と手を合わせる
綾瀬 馨(のぎ)
「…ご遺体、か」手を合わせました
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………」 手を合わせた
天瀬 談(梟)
「………」 同じように手を合わせる そんなに病はひどいことになってるんだな…と思った
エニシ(ゆっけ)
「…以前は、活気にあふれる村だったのです。それが、かような。」
「皆の苦しみ息絶える姿をエニシはこれ以上見とうござりませぬ…」
悲し気につぶやく。
廻 京二(コトナ)
目を細めた。これが言っていた病人の山か。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……病、早く収束すると良いですね」
綾瀬 馨(のぎ)
「原因が分かれば対処はしやすいと思うんですが…とりあえずは話を聞きに行かないとですかね」
天瀬 談(梟)
「ん。そうだね」 話を聞きに行こう…
エニシ(ゆっけ)
目を伏せて静かに頷いた。
廻 京二(コトナ)
「(そういう話はそういやあの映像にはなかったが…)」これはエニシちゃんには聞こえないように。「(…過去に戻ってンのかね。)」クク 冗談ぽく言いつつ… 京二も付いていく…。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「(いやいや、まさかそんなファンタジーな)」 と言いつつ強く否定はできない……

九頭龍城

KP(ゆっけ)
村を過ぎては、また歩く。

農村は平地だったが、九頭龍城は山の中腹にあるそうだ。
道は、城に近づくごとに坂道になっていった。
KP(ゆっけ)
一行が坂を登り、城門までたどり着くと
警護をしていた兵が頭を下げ、門を開いてくれるだろう。
KP(ゆっけ)
兵の装備も、古めかしいものだ。
勿論、身にまとうものは現役なのだが……
KP(ゆっけ)
《歴史》をどうぞ。
廻 京二(コトナ)
ccb<=29 歴史 (1D100<=29) > 66 > 失敗
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(61+20) 歴史 (1D100<=81) > 52 > 成功
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=60 【歴史】 (1D100<=60) > 59 > 成功
天瀬 談(梟)
CCB<=80 歴史 (1D100<=80) > 82 > 失敗
廻 京二(コトナ)
おしいな~
天瀬 談(梟)
おしい~
御法川 志波彦(ミナカミ)
おしい~
KP(ゆっけ)
惜しいなぁ!
綾瀬 馨(のぎ)
おしいな~
KP(ゆっけ)
では、いやいやまさか。と思いはしたが、御法川と綾瀬は
目の前の城、兵士、それから…エニシの装束。
そして風景を見て これは概ね「平安時代」のものであると分かるだろう。
KP(ゆっけ)
更に全員《アイデア》どうぞ
天瀬 談(梟)
CCB<=90 アイデア (1D100<=90) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP(ゆっけ)
ン?
天瀬 談(梟)
ん?!
綾瀬 馨(のぎ)
ん!
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(17*5) アイデア (1D100<=85) > 60 > 成功
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 28 > 成功
廻 京二(コトナ)
ccb<=70 アイディア (1D100<=70) > 53 > 成功
KP(ゆっけ)
あなた達はもしや と思っていたかもしれない。
しかし現実は目の前にある。
特に綾瀬としては、ガラス越しに見た古めかしい武具は記憶に新しいはずだ。
このような結論に至るだろう。

'時が遡っている'。
KP(ゆっけ)
─────────正気度喪失 【  1/1D3 】 ※天瀬は免除
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=54 【SANチェック】 (1D100<=54) > 4 > 決定的成功/スペシャル
綾瀬 馨(のぎ)
ん?
KP(ゆっけ)
おや?
廻 京二(コトナ)
ccb<=79 SAN (1D100<=79) > 67 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=69 正気度 (1D100<=69) > 79 > 失敗
御法川 志波彦(ミナカミ)
1d3 (1D3) > 2
system
[ 廻 京二 ] SAN:79 → 78
system
[ 御法川 志波彦 ] SAN:69 → 67
system
[ 綾瀬 馨 ] SAN:54 → 53
KP(ゆっけ)
SANcにCTFBは不適用!しかしCTはしたのでチケットにしちゃいましょう。紙にな~あれ
綾瀬 馨(のぎ)
チケットやったー!!
綾瀬 馨(のぎ)
「これ…資料館に展示してあったくらいの時代の武具ですよね?」小声で共有
廻 京二(コトナ)
「…ああ、そういやアンタよく見てましたよね」
天瀬 談(梟)
「まさかって言ってたけど、そのまさかだったとは…」 展示してあったやつについてはコクコクしてる
御法川 志波彦(ミナカミ)
「まさか……いやでも、この服装……城の作り……信じられない……」
KP(ゆっけ)
中に入ると、城内の異様な雰囲気が一目でわかる。
天瀬 談(梟)
「…俺と綾瀬さんすごい浮きそう」 服装が 「でも色がショッキングピンクとかじゃなくてまだよかったかも」 ??
廻 京二(コトナ)
「遡ってるとして…さて、どうなるかね。どうやらすんなり受け入れられてるみたいですけど」服装の事や、本人のことも…
綾瀬 馨(のぎ)
「…確かにすごく…浮きますよね…」
エニシちゃんに「着物は…着替えてもいいだろうか?」
エニシ(ゆっけ)
「では用意をさせましょう。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「どんな着物が出てくるか、お手並み拝見ですね」 ソワ……
廻 京二(コトナ)
「綾瀬さんなんかは、かわいい奥さんができて役得だ」クク その様子を見つつ冗談めいている。「誰かと入れ替わってンだろうけど、仕組みなんかもわからないままですし…」様子見だ。
天瀬 談(梟)
「仕事魂に火がついてる」 言いつつ 「皆あんまり驚いてないから、なんか俺も落ち着いてきたな。とりあえず話聞かなきゃだね」
KP(ゆっけ)
さて、城内 門の裏手では…農村で見たような光景が広がっていた。
すのこが被せられた山が、此処からだけでも3つほど見える。

そのうちの2つはもうすでに焼けて灰になっているようだ。
KP(ゆっけ)
黒い炭の至るところに骨と思われる白い塊が隆起している。
作業をしているものも皆浮かない顔で、
所々咳き込んだりその場に座り込んだりしているものも少なくない。
エニシ(ゆっけ)
皆がそうして、親し気に話している様子を見て微笑んでいる。
むつまじいものを見る目だった。
エニシ(ゆっけ)
「さあ、参りましょう。」
廻 京二(コトナ)
「辛気臭いもんだな、ああいう光景は」山に向けて淡々と言った。ついていくよ。
KP(ゆっけ)
エニシに連れられ、あなた達は城の中へと進んでいく。
家臣たちは皆、綾瀬を見ると頭をぺこりと下げるだろう。
並んで歩く天瀬、廻、御法川にも軽く声がかけられる場面もあった。
綾瀬 馨(のぎ)
「…。」むず痒い
KP(ゆっけ)
城の最上階まで上がると
九つの首を持つ龍が描かれた襖が目の前に現れる。

襖の目の前でエニシは一同に振り返った。
エニシ(ゆっけ)
膝をつく。
「…みなさま方にしか話せない、大事なご用件のようです。」
「エニシはここで、お待ち申し上げております。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……分かりました。ご案内ありがとうございます」 ふかぶかと頭を下げた
廻 京二(コトナ)
「そうですか。」すんなり受け入れる。それから、綾瀬さんを見た。入るなら一番だろう、という顔。
天瀬 談(梟)
「案内ありがとうございました。話をうかがってきます」 同じように頭を下げる
御法川 志波彦(ミナカミ)
「ほら、旦那様」 一番手は旦那様でしょう
綾瀬 馨(のぎ)
「案内有難う、行ってくるよ」
「…はい」スンッ
エニシ(ゆっけ)
「…」ほっとしたようにまた微笑むと、
「はい。みなさま…いってらっしゃいませ」
指をついて、あなた達に深々と頭を下げた。
綾瀬 馨(のぎ)
「綾瀬馨、並びに一同。参りました」一言述べて
「失礼致しまする」襖を開けます
???(ゆっけ)
「馨か、」せき込む音がする。

「入れ」
綾瀬 馨(のぎ)
「…はっ!」入りましょう!
廻 京二(コトナ)
へぇ、という顔をして笑う。そのあとに続く。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「(流石プロの役者ですね)」 綾瀬さんに続いて入って行く
KP(ゆっけ)
襖を開けると、広い空間の先に布団が1つ敷かれていることが分かる。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
一人のやせ細った男が息も絶え絶えに寝込んでいた。
KP(ゆっけ)
男は足音に目を覚まし、
見知った顔が視界にいることに安堵すると弱々しく微笑んでみせるだろう。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「馨よ…よう参った。」
「お前も家臣や民の世話で…忙しいというのに急に呼び出してすまなかった…。」数度せき込む。

「俺の身体も、そろそろ限界のようでな…
 スイコの元に逝く前に…お前に、頼み事があったのよ」
廻 京二(コトナ)
(手が黒ずんでいる…あれが病か?)思いつつ、綾瀬さんの言葉を聞こうと後ろに控えていた。
綾瀬 馨(のぎ)
「お館様、どうかご無理をなさらず」お体支えても大丈夫かな…
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「おぉ、馨…かような言葉遣いは不要だ。家臣の前で示しがつかぬだろうが…今ばかりは父と呼んでくれ。」 支えられますよ!
KP(ゆっけ)
また、太炎に対して《医学》が振れます。
御法川 志波彦(ミナカミ)
お館様と綾瀬さんを交互に見てしまう
天瀬 談(梟)
初期値チャレンジするか…
廻 京二(コトナ)
親からもらった医学
御法川 志波彦(ミナカミ)
親の愛、見せてやりますか
綾瀬 馨(のぎ)
「…は。では父上。お言葉ですがそのお体は如何に」医学チャレンジ、いきますか
KP(ゆっけ)
どうぞ!
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=5 医学 (1D100<=5) > 63 > 失敗
廻 京二(コトナ)
ccb<=5 医学 (1D100<=5) > 86 > 失敗
天瀬 談(梟)
CCB<=5 医学 (1D100<=5) > 24 > 失敗
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=5 【医学】 (1D100<=5) > 50 > 失敗
廻 京二(コトナ)
おしい・・
天瀬 談(梟)
おしい!
御法川 志波彦(ミナカミ)
おしい~
KP(ゆっけ)
綺麗な5だ…
KP(ゆっけ)
では、詳しいところは分からないが
太炎の肌の至るところには黒い斑点が存在している。
布団の上に力なく投げ出した手は真っ黒に変色していた。
これが病の症状であることは、理解できるだろう。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「…ふ」「良くはない。一城の主がこの様とは」
具合を尋ねられたととったようで、そう返す。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「だが主らは、まだ冒されてはおらぬようだ。…それがせめてもの慰みよな。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……して、かような身体で無理を押してまで頼みたいこととは」
天瀬 談(梟)
「……このような状態では、いつ何時罹るともわかりませんが。まだ動けますので、なんなりと」
廻 京二(コトナ)
(父親ねェ…)皆の言葉を聞いてすいと見ていた。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「なんの。この程度、」と言い終わらないうちにまた咳き込む。太炎は、あぁ…と悔しそうに嘆息しながら数度咳き込んで、それからあなた達を見るだろう。
廻 京二(コトナ)
「心までも弱気では治る病も良くなりません。どうかご自愛を」スっと膝をついたまま控えて進言した。(…)見つめ返して話を聞く。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
ひとりひとりを見て、「馨 志波彦 談 京二…」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「用というのは、他でもない。」

「主ら 今宵より城を出て都に向かい、帝に謁見して参れ。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「み」 フリーズした
天瀬 談(梟)
「か」 え?
廻 京二(コトナ)
「どういうことでしょうか?」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「書状はすでに…俺が書いた。」ごほ 枕もとを指差す
「なに…帝には貸しがあるからな…。今回の件で、病に伏せった者どもを治療する医者を見繕って寄越してもらおう。という腹だ」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「さすれば、今より状況はマシになるであろ。」
「…運が良ければ治療法が見つかるかも、…、知れぬ」
綾瀬 馨(のぎ)
「…苦しいでしょうが、どうか。」
「どうか耐え忍んでいただけますでしょうか」眉間に深い皺を刻んだ
綾瀬 馨(のぎ)
「医者…ですか。詳しいものがおればいいのですが…」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「この父に言っておるのか?ふふ…無論だ」力ないが、力強く笑おうとする
「ゲホッ、ゴホ、…、」
廻 京二(コトナ)
「成程、それは御名案ですね。都ならば名医もいるでしょう。」平安の医学…がどういうものなのかは検討はつかないが。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「医者……あるいは、これ以上病を蔓延させない方策がないか。都ならばそういった情報もあるかもしれませんね」
天瀬 談(梟)
「ともかく一度行くしかない…そちらのほうなら、対策とか…いくらか有益な話もあるかもしれない」 頷いた
KP(ゆっけ)
うむ と3人の言葉に頷く。しかしふと、眉間を緩ませてこういうだろう。
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「…口惜しいのう 馨の…初陣を見る事が敵わぬのだろうか。…死んでも死に切れぬ。」
「死ぬ気は毛頭ないが…目を瞑ると、蝋燭の…小さな火が見えよるようだ…。」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「出立の手配は済ませておる。馬、食料 …ほかに必要なものがあれば何でも持っていくがよい。」
天瀬 談(梟)
「炎が小さいからといって、すぐに消えるわけではございません。ずっと燃え続けることもございます」
天瀬 談(梟)
「…必ず戻ります、それまでどうか休まれてください」 頭を下げた
綾瀬 馨(のぎ)
「有難きご支援。深く感謝いたしまする」
「しかし…」
綾瀬 馨(のぎ)
「決して諦めぬよう。必ず、必ず戻って参ります故、どうか…」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「どうか今しばらく、全ては家臣に任せてごゆるりとお休みください。我々は可能な限り早く目的を果たすよう努めます」
廻 京二(コトナ)
彼の病の進行具合を見た。間に合うのだろうか?冷静に思った。
綾瀬 馨(のぎ)
「私めが…父上の篝火となりましょう、故に…」
色々と考えを巡らせた
「……行って参ります」
九頭龍 太炎(ゆっけ)
「……」天瀬、そして御法川を見る。
下がった頭を見て、小さく何度もうなずいていた。
「…良き家来をもったな、馨」
「主らの腕があれば長くとも3日で、都に着くだろう」

「皆に善い報せを、頼んだぞ」
綾瀬 馨(のぎ)
「はっ!」
KP(ゆっけ)
太炎はそう言うと、震える手に顔を顰めながら枕元の書状を手に取ると
綾瀬に両手で手渡して来るだろう。その手は固く、冷たかった。

武骨な手に嵌められた指輪が、きらりと室内の蝋燭の光を反射していた。
綾瀬 馨(のぎ)
書状を両の手でいただきます。
血の繋がりは実感していないけれど。今はこの人の息子なのだ。
綾瀬 馨(のぎ)
強く父の手を包み込みました
廻 京二(コトナ)
そう考えて、それから皆を見る。「一刻も早く出発致しましょう。今はそれに賭けるしかなさそうですね。」
KP(ゆっけ)
あなたがそうすれば、弱弱しいがしっかりと握り返されるでしょう。
天瀬 談(梟)
「うん。急ごう」 綾瀬さんと大殿の様子を見て 急がなければと思った
廻 京二(コトナ)
それから太炎にはまた膝をついて「あなた様が目を覚ます頃には 一帯の病が治癒されていることでしょう。」と告げた。顔を下げていたが、誰にも見えず笑っていた。行こう…。
KP(ゆっけ)
では、あなた達は太炎の部屋を後にする。

襖の横に、浮かない顔をしたエニシが座っていた。
彼女は四人が部屋を出てきたことに
気がつくと 心配そうにあなたがたの様子を伺うだろう。
エニシ(ゆっけ)
「あ…」「…大殿様のご容態は…?」
綾瀬 馨(のぎ)
「…良いとは言い難い。急ぎ出立する」とエニシちゃんには言いますが一応皆様の様子を伺います
エニシ(ゆっけ)
「さようでございますか…。いつもお元気な大殿様まで、このようなことになってしまうとは…」
綾瀬 馨(のぎ)
「ちなみに…父上はいつ頃からこのような容態に?」
天瀬 談(梟)
「結構参ってるみたいだ。遣いを頼まれたので、これから出ます」 かくかくしかじか
廻 京二(コトナ)
大分よくない、ということは明らかだが…いつもどおりの顔のまま皆が告げるのを見ていた。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……よく気を付けてやってください。ああいう病は、気落ちするとあっという間です」
エニシ(ゆっけ)
「……」「…つい最近までは、お元気であられたのです。それが、突然…」倒れられて…と言いくそうに答える。若君に話すには酷だとか、やはり取り乱して…とか心配が入り混じっている。
エニシ(ゆっけ)
「そうですか。私も先ほど侍女からそのことを聞きました…。」
「…はい。」天瀬と御法川に答えて頷きながら
エニシ(ゆっけ)
「…馨様。わたしはあなた様の妻です。
あなた様が帰られるまで、大殿様とみなさまの看病をしながら、エニシはこの居城をお守りいたします。」
エニシ(ゆっけ)
「ですので、どうか。くれぐれもお気をつけて。お怪我などなさりませぬよう。」
「みなさまもです。お気を強く持って、どうか無事のご帰還を。」
天瀬 談(梟)
「はい。ありがとうございます」 頭下げた…ウオオ行かねば
綾瀬 馨(のぎ)
「君にばかり任せてしまってすまない」
「辛い立場だと思うが、張り詰めすぎず、適度に休息を取ってくれ」
綾瀬 馨(のぎ)
「…君が妻で本当に良かった」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「ありがとうございます。エニシ様も、どうかお気をつけて」 ぺこ……
廻 京二(コトナ)
「えぇ、こりゃ馨様は命に代えて護らないとな」低く笑った。ということで…向かおう。
エニシ(ゆっけ)
「馨様…」安心したように微笑んで、それから全員を見る。
もう一度深々と頭を下げた。
綾瀬 馨(のぎ)
「(楽しんでますね)」廻さんを肘で小突きました
エニシ(ゆっけ)
「なれば、またエニシが案内(あない)いたしまする。」
KP(ゆっけ)
さ、といって、準備がされているという場所に連れていってくれるようだ。
天瀬 談(梟)
ついていきましょう!
御法川 志波彦(ミナカミ)
ついていきます~
廻 京二(コトナ)
そりゃ乗れるもんはなんでも乗るのが楽しいのだ。突かれてまた笑っていた。そのまま一緒に行きます!
綾瀬 馨(のぎ)
「よろしく頼む」着いていきます!
KP(ゆっけ)
城主の部屋を過ぎ、大広間を通過する。
そこは大殿である太炎の部屋の2倍はある広い部屋となっている。

主に家臣たちとの集会を開く部屋のようだ…。
が、現状この部屋にはずらりと隙間なく布団が敷かれ、
病に苦しむ者たちで埋め尽くされていた。

男だけではなく女や子供も寝込んでいる…。
そこかしこから苦しむ声が響いており、
この空間は混沌に包まれている。
KP(ゆっけ)
─────────正気度喪失 【  0/1 】
廻 京二(コトナ)
ccb<=78 SAN (1D100<=78) > 92 > 失敗
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=67 正気度 (1D100<=67) > 24 > 成功
天瀬 談(梟)
CCB<=79 SANチェック (1D100<=79) > 71 > 成功
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=53 【SANチェック】 (1D100<=53) > 6 > スペシャル
system
[ 廻 京二 ] SAN:78 → 77
KP(ゆっけ)
心が強い!
綾瀬 馨(のぎ)
覚悟を決めた顔をしました
KP(ゆっけ)
病人たちの進行状況は様々で。
まだ斑点が少ないものから、末端が染まりつつある者までさまざまである。

…ふと、部屋の片隅で静かに寝込んでいる病人を見かけるだろう。
その者は肩まで病に犯されているが、その顔に苦悩の表情はない。

別の病人の看病をしている家臣が
あなたがたの視線に気がついて立ち上がると
無言でその者の身体を布団にくるみ外へと運び去っていった…。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………」 無言で手を合わせ、運び去るのを見送った
KP(ゆっけ)
そんな様子にあなたがたが身を強ばらせ、
あるいは決意を新たにしていると
一人の老人が話しかけてくるだろう。彼は、医者だという。
天瀬 談(梟)
ああ、とため息みたいな声が漏れた。 「このくらいの時代の医療ってどんなもんだかわからないけど、早いとこいかないと…」 言うてたらお医者さん!?
廻 京二(コトナ)
ここにも人がいる。あれほど山があるくらいだから、まあそうだと思う。「(辛気臭せぇな)」眉をひそかに顰めていたら…
老医師(ゆっけ)
「さっきからあれの繰り返しよ。
 誰かがここに入ってくれば他の誰かがぽっくりと…」

「あぁなんだ。よう見たら大殿のせがれじゃあねぇか。何度も言うとるじゃろ、ここに寄ったらあかんて…」
老医師(ゆっけ)
「それより、お前。志波彦。」手を招く
綾瀬 馨(のぎ)
「しかし…見て見ぬ振りはできませぬ」
綾瀬 馨(のぎ)
おや
御法川 志波彦(ミナカミ)
「はい!?」 ビャッてなる 招かれたので近寄ろう
老医師(ゆっけ)
「そういう所ぁ変わらねぇあなあ。まあ、こんな状況ではありがたいがの」
綾瀬にはかっか、と笑いつつ
老医師(ゆっけ)
「おう お前の姉もついさっきこっちに移されたぞ。
 今はあそこに寝かしつけとる。まだ病状はそれほどじゃないが…弱っている所を見られたくないだの、言ってなぁ」

「預かりもんだ。ほれ」
KP(ゆっけ)
そういうと老人は御法川に、鈴をひとつ手渡すだろう。
あなたは以下のアイテムを入手する。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「姉」 背景に宇宙を背負った 「……預かりものですか」
【魔導鈴】
御法川(正確には異なるが)の、家系に伝わる魔除けの鈴。
邪気を感じ取った場合、鈴の音が鳴る。
数珠の輪を通してモノを見た時霊魂が見えるそうだ。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「これは……」 すごいものだと直感で分かる。両手で受け取りましょう 「……ありがとうございます」
廻 京二(コトナ)
「なんですか、それは」興味津々だ。近い。グイっと見つつ。
老医師(ゆっけ)
「一家伝来の…あー、なんだったかね。儂ぁ、そっちにゃ疎いんだ。」
「晴明様のようにゃいかねぇよ。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「簡単に言えば、魔除けの鈴……だと思います」  言いつつ鈴をしっかり握った 「あげませんからね」
天瀬 談(梟)
「なんだかすごそうなアイテムだ…」 二人の様子眺めてた
廻 京二(コトナ)
「ケチだねェ」クク… といいつつ素直にぱっと離れる。
老医師(ゆっけ)
「呆けてるんじゃあねえぞ、談。おめぇも出立するんだろうが。しっかりやれよ?」「なんせこの儂の弟子なんだからなぁ」 天瀬の肩をばん!たたく。
天瀬 談(梟)
「オァ…ッ」 叩かれて変な音が出た
天瀬 談(梟)
「…はい。しっかりおつとめしてきます」 ありがとうオジイチャン…
老医師(ゆっけ)
「おう」にか、と笑う。
「あぁそうそう 忘れちゃいねえだろうがポヤッとしてるおめぇのことだ」
「復習だ。道中、しっかりと皆を看てやンだぞ」
KP(ゆっけ)
そういって老医師は、病の事をあなた達に教えてくれる。
病の進行度 >
老人の調べでこの病気には死に至るまでに
5段階の特殊な症状があることが分かっている。

①軽度の痙攣、手足のしびれ⇒手足にパラパラと黒い斑点ができる。
②チクチクと全身に刺すような痛み⇒全身にパラパラと黒い斑点ができる。
③衣服に肌が擦れる度痛みが酷くなり体が重く感じる⇒
 斑点が大きなシミのように広がっていく。
④激しい痛み、皮膚が硬くなり動きづらくなる⇒肢体が黒色に染まる。
⑤全身が黒く染まった状態で皮膚は硬直、患者は息絶える。【死】
廻 京二(コトナ)
「まあ、勝手に家族やらが続々と増えてくもんだ」と一歩離れて京二は見ていた。「僕はできるならご遠慮願いたいもンですけど」とぼやく。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「そんなこと言ってたら兄が出てくるかもしれませんよ」 にぎやかし
天瀬 談(梟)
「うんうん。妹が出来るかもしれないし」 笑ってる
綾瀬 馨(のぎ)
ニヤニヤしながら廻さん眺めてました
廻 京二(コトナ)
「僕には既に兄がいるんですよ」クク… そんな風に返しつつ…
老医師(ゆっけ)
「大殿の容態も芳しくない今、病にかかっとらんおめぇたちが唯一の希望じゃ。…医者でもねぇ若い者にこんな事を頼むべきじゃあねえだろうがよ」
「頼んだぞ。」
天瀬 談(梟)
「ん。」 任せて、の意で頷いた ちょっと待っててくれ俺の師匠…すぐ帰るから…
KP(ゆっけ)
ぱんぱん、と強くそれでいて優しく天瀬の背を叩いて、老医師は診察に戻るだろう。彼は安堵したように一息ついて、再び他の重症患者の看病をし始めた。

患者の皮膚の様子を見て、眼球や喉に腫れがないかを確かめている。
細い両腕は微かに震えていた。