九頭龍城
KP(ゆっけ)
さて、あなたがたは今日の夜にここ九頭龍城を旅立ち、都に向かうこととなる。
KP(ゆっけ)
現在の時間帯は夕方。
ここから夜まで、準備期間がある。
KP(ゆっけ)
基本的に旅道具は同じものが与えられる。情報タブ参照。
旅の道具 >
①馬4頭
└都までの片道にかかる時間⇒
全員が《乗馬》に成功すれば1日、失敗すれば3日。
②銅貨(お金)
└都で家を買うほどはないが、1日豪遊できるくらいの金額はある。
③食料
└握り飯、人数分。竹筒に入った水、人数分。
④書状
└太炎が書いた帝に謁見するための書状。
九頭龍城の皆にとっての命綱。馨が所持するだろう。
⑤地図
└誰でもわかる都までの地図。by エニシ
綾瀬 馨(のぎ)
「エニシ、有難う」ふわりと髪を撫でました
エニシ(ゆっけ)
「馨様…。」抱きつきたいけど我慢!引き留めてはいけないから。
天瀬 談(梟)
ではKP~<応急手当>を助けてくれそうな手当キット的なものを用意してもらうことはできますでしょうか?
御法川 志波彦(ミナカミ)
同じく手当キット的なものがほしいです!
綾瀬 馨(のぎ)
ほしいです!(便乗)
廻 京二(コトナ)
欲しいです!一緒に貰っちゃおう!
KP(ゆっけ)
可能です。では、全員1個ずつ手に入る。追加でほしい場合は《幸運》でもう一個手に入るかも。
廻 京二(コトナ)
行きます!
天瀬 談(梟)
ます!
御法川 志波彦(ミナカミ)
振ります!
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(14*5) 幸運 (1D100<=70) > 76 > 失敗
廻 京二(コトナ)
ccb<=80 幸運 (1D100<=80) > 66 > 成功
天瀬 談(梟)
CCB<=80 幸運 (1D100<=80) > 29 > 成功
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=55 【幸運】 (1D100<=55) > 94 > 失敗
綾瀬 馨(のぎ)
あぶ
KP(ゆっけ)
FBじゃないから!
KP(ゆっけ)
では廻と天瀬はもう一つ 現代で言う救急キット…のようなものを手に入れる。
応急キットについて>
応急手当の値に、+20 もしくは 回復値に+1d3。
あると嬉しい使い切りタイプ。
天瀬 談(梟)
「使わないで済むに越したことはないけど、持っておけると安心かな」 ありがたい!メモに入れました~
天瀬 談(梟)
あとは大丈夫です!
廻 京二(コトナ)
「へえ、こんなものなんですね。平安の薬って」物珍しそうだ。
綾瀬 馨(のぎ)
「確かに…薬草持ち歩いたりするよりはいいか」役者モードOFF
御法川 志波彦(ミナカミ)
あとはフレーバー程度になりますが、おじいちゃん医師に頼んで用意してもらった食料をちょっとだけ姉に横流ししましょう
KP(ゆっけ)
では、老医師はまったく……とブツブツ言うけれどしっかり姉に届けてくれる。「リンドウのためにも無事に帰れよ」そう言われるだろう。
KP(ゆっけ)
白い満月が空高くから九頭龍山を照らしている。
空には満天の星と天の川がよく見える。
昼間は夏の日差しが強く額から汗が吹き出るほどの暑さであったが、
夜が更けると緩やかな涼しい夜風があなたがたの髪や頬を撫で、今は居心地の良さを感じることだろう。
KP(ゆっけ)
焚き火の燃える音が聞こえる中
あなた達は城門前にて旅支度の最終チェックを行っていた。
城門の前にはまだ病に冒されていない数少ない家臣たちと
エニシがあなたがたの見送りに集まっている。
エニシ(ゆっけ)
「みなさまの無事のお帰りをお待ち申し上げておりまする。
それではみなさま…お気をつけて。いってらっしゃいまし。」
KP(ゆっけ)
あなたがたは馬に跨り、闇夜の道を松明で照らしながら進むだろう。
九頭龍城の命運を懸けて…
京の都までの道
KP(ゆっけ)
さて、あなたがたは九頭龍城の状況を目の当たりにし、
急いで都までたどり着かなければならないと考えるだろう。
KP(ゆっけ)
通常、九頭龍城から都までは3日間かかるが、
全員が上手く馬を乗りこなせた場合、1日でたどり着くことができる。
KP(ゆっけ)
若殿一行としてチームで任務にあたっているため、
全員成功でなかった場合は、互いを助け合っていたという理由で、
他の者が<乗馬>に成功していた場合でも3日後に到着します。
KP(ゆっけ)
それでは、いざ京の都へ。
《乗馬》《DEX*5》 どうぞ!
天瀬 談(梟)
CCB<=85 乗馬 (1D100<=85) > 67 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(80+10) 乗馬 (1D100<=90) > 37 > 成功
廻 京二(コトナ)
ccb<=90 乗馬 (1D100<=90) > 94 > 失敗
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=65 【乗馬】 (1D100<=65) > 66 > 失敗
廻 京二(コトナ)
うおおお!?
廻 京二(コトナ)
みんな…すまない…
綾瀬 馨(のぎ)
おしい!!!!
御法川 志波彦(ミナカミ)
おしい~~~
天瀬 談(梟)
おしい~!
KP(ゆっけ)
おしい…!!
KP(ゆっけ)
馬を駆る。
夜の月に照らされたシルエットが大きく影を伸ばす。
順調だ。
蹄の音が地面を蹴飛ばして、景色は早く後ろへ流れていく。
KP(ゆっけ)
続けて全員《CON*5》ロールどうぞ。
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=(12*5) 【CON】 (1D100<=60) > 59 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(10*5) CON*5 (1D100<=50) > 34 > 成功
天瀬 談(梟)
CCB<=(14*5) (1D100<=70) > 58 > 成功
廻 京二(コトナ)
ccb<=55 CON*5 (1D100<=55) > 97 > 致命的失敗
廻 京二(コトナ)
ん?
KP(ゆっけ)
ん?
御法川 志波彦(ミナカミ)
オヤ……
KP(ゆっけ)
(腕組)
KP(ゆっけ)
では沙汰はさておき描写をば。
KP(ゆっけ)
ダカッ、ダカッ
世闇に4つの影が蹄の音とともに走る。
一刻も早く。猶予はないのだろうと焦る気持ちがあったのか。
KP(ゆっけ)
廻。
KP(ゆっけ)
あなたは、馬を走らせながら手綱を握る手にしびれを感じるだろう。
恐る恐る自分の手を見てみると指と爪の間に黒いシミのような斑点が出来ていた。…黒い斑点を見た瞬間、あなたは凍りつくかもしれない。
あの恐ろしい病に自分もかかってしまったのだ
という絶望感に駆られることとなるだろうか。それとも。
KP(ゆっけ)
それに気取られたせいか、馬を駆る手が惑った。
僅かな心の乱れでも、馬は乗り手の気持ちを感じ取る生き物である。
ヒヒン、と大きな声を上げて馬が上半身を大きく持ち上げた。
KP(ゆっけ)
それに驚いたのは、先頭を走る綾瀬の馬だ。
繊細な心根だったのかもしれない。嘶きに驚いて、足がぴたりと止まった。
KP(ゆっけ)
ということで、廻は馬から投げ出されてしまうだろう。
もちろん命に支障はない。今、この出来事のみにおいては。HP-1。
綾瀬 馨(のぎ)
「?!どう、どう」自分の馬を見た後に投げ出された廻さんを見た「え!、ちょ、受け身取って!」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………!!」 スッと手綱を引いて自分の馬を止まらせた 「京二さん、大丈夫ですか!?」
天瀬 談(梟)
「おっと…」「どうしました?怪我は?」 駆けて戻る
廻 京二(コトナ)
走る、走る。そうしている、その刹那。爪先の黒い色が、闇の中でも濁ってはっきりと目に入った。思わず手元が緩み、草むらに転がる。受け身をとって、仰向けのままその手を空にかざして見た。
廻 京二(コトナ)
「クク…」その様子を見て、思わず笑ってしまった。猶予が無い。本当にこれで。「約束に加えて、ギリギリの賭けになるじゃないですか」かざしたまままま手を握った。
system
[ 廻 京二 ] HP:13 → 12
御法川 志波彦(ミナカミ)
「馬がまだ駆れそうでしたら、手当は着いてからした方がいいと思いますが……どうですか?」
廻 京二(コトナ)
その声を聞いて目線を皆に戻した。 「感染してますね。」そう告げ、立ち上がる。「だけど僕だけじゃないかもしれない。…手間取らせましたが、急ぎましょう。そう、手当ては後でいい。」
綾瀬 馨(のぎ)
「感染って…まさか!」思わず廻さんの手を見ました
御法川 志波彦(ミナカミ)
「感染……!?」
天瀬 談(梟)
「! あんたもか…!」「そういうことなら、いつ誰が発病してもおかしくないな…。動けるうちに急ごう」
廻 京二(コトナ)
「あぁ…、どういう感染経路かは知らないが、別に僕たちが特別というわけでもなさそうだ」笑って手をかざす。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「いや、なんで笑ってるんですか……」
天瀬 談(梟)
「動くのがしんどくなったら手を貸そう。」 メンタルには堪えてないな…と判断しつつ
廻 京二(コトナ)
ccb<=77 SAN (1D100<=77) > 30 > 成功
KP(ゆっけ)
えらい、では減少無。
廻 京二(コトナ)
「どうしようもないでしょう、もうなってしまったもんは。」そういって手をまた握る。「僕だって悲しいんですよ。」笑って言った。背に月が光っていた。
廻 京二(コトナ)
「えぇ、まあいざとなればその時は宜しくお願いしますよ」天瀬さんにも答えつつ…進もうとするでしょう。
御法川 志波彦(ミナカミ)
悲しい……? ホントか……? と疑わし気にしていますが、進もうとするなら志波彦も馬に乗り進みます。
天瀬 談(梟)
「あんたの馬も大丈夫そうか?」 綾瀬さんにも声をかけた
天瀬 談(梟)
「いけそうなら進もう。時間もない」
綾瀬 馨(のぎ)
「ひどい怪我ではないのなら良かった…」
「はい、恐らく釣られて動揺してしまったんでしょう。もうだいぶ落ち着いているようです」行きましょう
KP(ゆっけ)
発症者が出た、という事実は…程度の差はあれどあなた達の心に影を落とすかもしれない。ひと悶着あり、馬達にも緊張が伝播する。平静を取り戻しながらも、時折乱れるそれを宥めすかしながらの行軍の苦労は並々ならぬものだ。
KP(ゆっけ)
日が昇り、落ちては昇る。
あなた達は山を駆けていく。
KP(ゆっけ)
…
KP(ゆっけ)
山を越え、大河を渡ると広大な平野が見え始める。
KP(ゆっけ)
その中央に、目的地である都も見える。
今は米粒ほどの大きさにしか見えない都市だが、
近づくほどに巨大な都市であることが実感できるだろう。
平安京
KP(ゆっけ)
あなた達は都の正門である「羅生門」を潜り、
中央の大通りである朱雀大路(すざくおおじ)に入った。
廻 京二(コトナ)
「僕はできるだけ後ろで控えます。都でこの病が既に治療の出来るモンならいいんでしょうが」手袋をつけ、それから口元をもっと深く覆った。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「病気も気になりますが、落馬の傷もあるでしょう。見せてください」 とりあえずは応急手当を振りたいです
天瀬 談(梟)
「ん。敏感なひとだと、話も聞かないで追い出されるかもしれないしね…」 後ろに、には頷いた
綾瀬 馨(のぎ)
「確かに…御法川さん、よろしくおねがいします」手当を…
KP(ゆっけ)
お、では門を潜る前にということでお願いします。《応急手当》をどうぞ
御法川 志波彦(ミナカミ)
潜った後に何かが!? とりあえず振っちゃお
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(30+40) 応急手当 (1D100<=70) > 61 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
サンキュー数珠
天瀬 談(梟)
名医~
綾瀬 馨(のぎ)
名医~~~
KP(ゆっけ)
ボーナスをしっかり活かしていく!HP全快ですね!
廻 京二(コトナ)
「坊ちゃん助かるよ」 これは冗談。 できるだけ呼吸がかからないようにしてる。そういえば同い年とは知らないかも。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……よし。これで大丈夫……なはず……です……」 素人のはずなのにどう手当したらいいか何故か分かる。数珠ってすごい。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「坊ちゃん……」 ム……
KP(ゆっけ)
では慣れた(ような)手つきで手当てをすることができる。
廻 京二(コトナ)
「あぁ、怪我の部分はもう平気ですね。もしかしてそれが数珠の力ってヤツか。」さすすしてた「そんなにカッカするなよ、志波彦さん。ありがとうな。」予想通りムっとしてたのでくすくすした。
KP(ゆっけ)
さて、では改めて と一同は都に立たんとする。
帝のおわす内裏(だいり)はこの朱雀大路を真っ直ぐ進んだ先にあると地図には書かれているが…
全員《POW*2》をどうぞ。
天瀬 談(梟)
CCB<=(16*2) (1D100<=32) > 85 > 失敗
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=(11*2) 【POW】 (1D100<=22) > 11 > 成功
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(14*2) POW*2 (1D100<=28) > 88 > 失敗
廻 京二(コトナ)
ccb<=36 POW*2 (1D100<=36) > 28 > 成功
KP(ゆっけ)
では成功した方。
あなたは、この都に足を踏み入れたとたん、何かの衝撃を受けたことに気がつくだろう。身体的な異常はないようだが、ピリッと電気が通ったような感覚を確かに感じとった。
天瀬 談(梟)
全然気づかないで普通にパカラして通り過ぎてしまった
綾瀬 馨(のぎ)
「…?何かまた違和感というか」それぞれの表情を伺いつつ廻さんに目が留まった
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………? どうかしましたか」
天瀬 談(梟)
「……俺なにもわからなかったな。どうしたの?」 お、と思ったので声かける
綾瀬 馨(のぎ)
「何か、電流が身体を巡ったような…そんな感覚的なモノなんですけど…」なんだったんだろうと首をひねる
廻 京二(コトナ)
「あぁ、静電気程度だ。この門越えたら違和感があったンですよ。」綾瀬さんの方を見る。
KP(ゆっけ)
気付かなければパッパカパッパカ通れるくらいには微弱な刺激のようだ。
廻 京二(コトナ)
「物の怪から守る結界でも張ってんのかね、平安京ってやつぁ」
天瀬 談(梟)
「全然気づかなかった。なんだろうね」 首傾げてた パカラパカラ
御法川 志波彦(ミナカミ)
「結界ってまさかそんなオカルトな」 ははは
綾瀬 馨(のぎ)
「結界…」ははは…
天瀬 談(梟)
「ありそう~陰陽師の世界でしょだって」 平安へのイメージ
KP(ゆっけ)
そんなまさか。ハハハ。
そのように話しながら、あなたがたは朱雀大路を通りぬける。
…羅生門付近に目をやれば都の様子がわかるようだ。
KP(ゆっけ)
碁盤の目のように並べられている周囲の家々はボロのあばら屋が目立ち、
行き交う人も色あせた布をただ巻いているだけのような人々が多い。
このあたりは家も人も貧相であることが伺える。
中には家もなく壁に寄りかかって生きているのかどうか虚ろな目でこちらを見ている者たちもいる。
KP(ゆっけ)
しかしそんな都市も、内裏に近づくにつれてだんだんと周囲が賑やかになっていった。
廻 京二(コトナ)
「都っていうもんだ、もっと栄えてると思ったがこんなもんか」口元を更に深く覆って抜けていた。こんな病が移ったらどうしようもねえ。
天瀬 談(梟)
「こっちまで来るとそこそこ人もいるみたいだけど…結構差があるんだな」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「羅生門でもそんな感じのことは書かれていた気がしますね」 貧富の差……
綾瀬 馨(のぎ)
「華やかなイメージがあったんですけど…なるほど貧富の差か」
天瀬 談(梟)
「ああそうか…リアル羅生門か」 はへー、みたいな顔してパカラ
KP(ゆっけ)
先ほどまでのみすぼらしい景色とは異なり…中央には商店や宿屋がならび、一本脇の通り道には豪族たちの家が並んでいる。
このあたりは活気にあふれ、煌びやかな牛車や独特な衣装を
身に纏った都人の姿も見えてきた。
あなたがたが物珍しそうに辺りを見ているといよいよ旅の終点である内裏の入り口【朱雀門】が見えてくるだろう。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「あれか。すんなり入れてくれるといいんですけど」
天瀬 談(梟)
「あれかな?」「書面見せたらサクッと行くのかな…なんか緊張するな」
廻 京二(コトナ)
「……」門を見据え、今一度手袋をぎゅうと覆い直した。
綾瀬 馨(のぎ)
「…気が重い」ハァ…
朱雀門
KP(ゆっけ)
朱雀門の前には衛兵がおり、中に入る者はみな書状や献上品などを彼らに見せ…許可を得たものは門の奥へと進んでいく。あなた達もそれに続くことだろう。
天瀬 談(梟)
「とりあえず行って見せてみよう。ダメだったら…なんかその時はその時で」 オホホ緊張するなマジで
衛兵(ゆっけ)
「ここは帝のおわす内裏の正門である。何様であるか」
あなた達の番がきた。
綾瀬 馨(のぎ)
「九頭龍城からの遣いの者でございまする」言いつつ書状を見せましょう
衛兵(ゆっけ)
「…九頭龍城?見せよ。」
KP(ゆっけ)
衛兵は綾瀬の書状を受け取り、中に目を通す。
「……」
そして静かに内容を読んだ後、眉をひそめながらあなたがたの方を無言で見た。その後、もうひとりの衛兵を手招きして書状を読ませると…
衛兵(ゆっけ)
「………ぬしら、北の九頭龍山の者たちか。この書状ではまかり通らん。今すぐここから立ち去れ」ひでーことを言ってくる。
天瀬 談(梟)
「えっ」「それだとダメなんでしょうか」 えっ
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……何故ですか」
天瀬 談(梟)
「かなりその…急ぎの用なんですが」 ダメ…?
綾瀬 馨(のぎ)
「病に伏せた者共が大勢おりまする。どうか、お見通しを…」
廻 京二(コトナ)
「我が主から帝への直々の書面と伺いましたが、それで門前払いとはあとで罰されるのはそちら様じゃありませんか?」淡々と後ろで言ってる
衛兵(ゆっけ)
「それは────」
KP(ゆっけ)
1d4 (1D4) > 2
KP(ゆっけ)
ふむ。
KP(ゆっけ)
では、あなた達がそのように困惑し、正当な訴えを衛兵にしていると。朱雀門の方から、御法川の足元へ─────手鞠が転がってくる。
童(ゆっけ)
転がってきた方向をみれば、金色の髪をした童子があなた達を見ていた。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………?」 手毬をスッと拾い上げて、それから童子と目が合った。
童(ゆっけ)
「‥‥‥‥」じっと御法川を見上げている。少しするとそわそわしだす。
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………」 ポム……と優しく手毬を投げて渡します
童(ゆっけ)
「!」ワタ きゃっち
KP(ゆっけ)
手鞠を受け取った童子はささっと逃げるように朱雀門へ戻っていくだろう。
そして…いつの間にそこにいたのだろうか、朱雀門の前に白い着物を纏った男がいる。
???(ゆっけ)
「──────…。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「(金髪……この時代だと相当珍しいのでは……?)」
KP(ゆっけ)
童子はその人物の背後に隠れ、影から覗くようにこちらを見ていた。
声(ゆっけ)
「……晴明様だ」「晴明様がなぜこちらに?」
天瀬 談(梟)
「あれが晴明…?」 ご本人…?!
御法川 志波彦(ミナカミ)
「晴明様というと……あの晴明様ですか……」
綾瀬 馨(のぎ)
「!!」どきどき
廻 京二(コトナ)
「…」京二もそちらに目をやる。それから小さく礼をした。門番のざわめきを聞いていた。
KP(ゆっけ)
周囲にいた誰かが、ぽつりとその姿を見て呟く。
白い狩衣に青紫の衣。豪華は装いはしていないが、気配は只ならぬものを感じるだろう。
男は無言で衛兵から書状を受け取り、その後衛兵を朱雀門の奥へと下がらせた。
KP(ゆっけ)
…かと思うと。書状の中身を確認した男は顔色も変えずに、くしゃりと書状を握りしめる。
KP(ゆっけ)
すると手の隙間から炎がぐわ、と燃え上がり
拳を開いたと同時に書状は灰となって消えてしまった。
天瀬 談(梟)
「えっ」「ちょっと、そんなことある?!」 動揺
???(ゆっけ)
「──そなたらの書状 残念ながら受け入れることはできぬ。早々に立ち去るが良い。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「な、なにをするんですか!」 あわわ
綾瀬 馨(のぎ)
「…なにゆえ」怒りよりも驚愕が勝った
???(ゆっけ)
「私は安倍晴明(あべのはるあきら)。」
「藤原道長公に仕えし陰陽師として…そなたらを通すわけには行かぬ。」
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……理由をお聞かせいただけますか。我々も、手ぶらで帰るわけには行かない」
廻 京二(コトナ)
「清明様、でしたか」「何故です?アナタ様は九頭龍城を見捨てろとおっしゃるんですか。」
天瀬 談(梟)
「いや、でも…このまま帰るわけにはいかなくて…」 食い下がるけどォ
安倍 晴明(ゆっけ)
静かに四人を順番に見る。
「…主らから良からぬ瘴気の気配を感じる。」
安倍 晴明(ゆっけ)
「ここは聖域なれば。帝のおわすこの内裏に、かようなものを立ち入らすことはできぬのだ。」といって首にかけている翡翠の勾玉を触るだろう。
KP(ゆっけ)
彼…安倍晴明について、《歴史》もしくは《知識半分》が振れる。もしくは、《心理学》で言葉の裏側を探ってもいいだろう。
廻 京二(コトナ)
はっ
天瀬 談(梟)
「…持ち込むなというのはわかる、でもこっちも早くしないとまずいんだ。医者を連れて戻らなければ…」 いうてたらはい!歴史いきます!
御法川 志波彦(ミナカミ)
歴史振ります!
安倍 晴明(ゆっけ)
「……よほど、深刻であるとお見受けするが。」
「なれど、すでに大半が死しているのであれば…生者を救うことは難しいのではないか。」天瀬にはそう静かに答えている。
綾瀬 馨(のぎ)
では歴史を振ります!
廻 京二(コトナ)
では歴史で…!
御法川 志波彦(ミナカミ)
ccb<=(61+20) 歴史 (1D100<=81) > 55 > 成功
天瀬 談(梟)
CCB<=80 歴史 (1D100<=80) > 8 > スペシャル
綾瀬 馨(のぎ)
CCB<=60 【歴史】 (1D100<=60) > 97 > 致命的失敗
廻 京二(コトナ)
ccb<=29 歴史 (1D100<=29) > 5 > 決定的成功/スペシャル
廻 京二(コトナ)
フン
御法川 志波彦(ミナカミ)
フゥン
綾瀬 馨(のぎ)
ち…チケット…
KP(ゆっけ)
ン?
KP(ゆっけ)
エト ソウネ エート
KP(ゆっけ)
FB沙汰を受けるのとCTと相殺…どちらがよいですか!
綾瀬 馨(のぎ)
チケット使用できませんか?
廻 京二(コトナ)
情報とか出ることがとくになら相殺してください!
KP(ゆっけ)
お、チケット消費可能です。通常失敗にできる。
綾瀬 馨(のぎ)
あ、では消費させていただきます!通常失敗
system
[ 綾瀬 馨 ] CTチケット:1 → 0
KP(ゆっけ)
では成功した方。
安倍晴明とは平安時代に生きた陰陽師の名だ。
呪術や祈祷を得意とし、日本史上優れた陰陽師であるとされている。
また、晴明は式神を自由に操ることができるなど、数々の伝説が残されていることから、現代では小説や映画でもよく取り上げられる人物となっている。
KP(ゆっけ)
CTした廻は更に、陰陽師についても分かる。
陰陽師とは……奈良・平安時代以降から存在する役職の1つである。
主に方位学と天文学による占術を専門としており、時には悪霊を祓う退魔行も執り行っていた。
陰陽師といえば安倍晴明が有名だが、
安倍晴明のライバル的存在であった蘆屋道満もまた力のある陰陽師である。
決定的に冴えているあなたはこの両名が対決を行い、安倍晴明が勝利したことも知っているだろう。
綾瀬 馨(のぎ)
緊張して思考停止してました
KP(ゆっけ)
そうですね 歴史に精通してるからこそ、実物!?となったのかもしれない。
天瀬 談(梟)
「有名どころだけど、まさか本人居るとは…」 これは小声
御法川 志波彦(ミナカミ)
「……大半が死したからと言って、生者を見捨てる理由にはなりません。帝への謁見が難しいのであれば、せめて、晴明様のお力をお借りできませんか」 とりあえずダメもとで言ってみている
廻 京二(コトナ)
「こういうときは蘆屋道満様がでてくるモンかと思ってたがね」すいと目を細めて言った。「じゃ帝に謁見できる以外でなにかいい方法があるなら教えていただきたいですね。こっちは大事な書面を燃やされて主に顔向けできませんよ。」志波彦さんに沿うように言った
安倍 晴明(ゆっけ)
「……」御法川の言葉に目を細めていたが、「…蘆屋殿か。」
「彼はもう此処には居らぬ。故に私が…」言って、そして
安倍 晴明(ゆっけ)
「生者か。しかり。…しかし、まだ罹っていない保証などどこにある?」
安倍 晴明(ゆっけ)
「私は……2度は言わぬ。立ち去るがいい。」
安倍 晴明(ゆっけ)
方法 について晴明は答えない。じ とあなた達を見ている。
天瀬 談(梟)
「(なんかほかに方法あるのか…?)」 顔見られてんなと思いつつ
天瀬 談(梟)
「…どうする。下がるしかないかな」「下手にごねても燃やされたりするかも」 これは皆に小声
御法川 志波彦(ミナカミ)
「直接出向き難いのであれば書面で方策を……」 とゴネかけたところで小声で話しかけられて止まります
綾瀬 馨(のぎ)
「…ゴネて余計悪くなりますかね、これ」天瀬さんに
廻 京二(コトナ)
周囲をみた。やはり随分影響力のある人物だ。ここまで言って駄目なのだから…「わかりましたよ。一旦引かせていただきます。帝の謁見に慎重になるのもアナタのお役目だ。」「ただし書面を燃やしたのはアンタ様だ。そこは覚えといてくれよ。」そう静かに言った。
天瀬 談(梟)
「…帝がダメなら、このあたりの人出の多いところで町医者でも探してみたほうがいいかも。捕まったら流石にシャレならなそうだし」 ぼそぼそ
綾瀬 馨(のぎ)
「こうしている間にも病は進行してしまいますしね」不安げに廻さんを見た
御法川 志波彦(ミナカミ)
「…………」 渋々と言った様子で晴明に頭を下げた。 「……もし、よき方策が見つかれば、その時は文をお願いします」
天瀬 談(梟)
「もう少しこちらに留まりますので。その時は何卒…」 御法川さんの言葉に一緒に頭下げた
綾瀬 馨(のぎ)
「…何卒」頭を下げた
廻 京二(コトナ)
綾瀬さんの視線を感じて振り向かないまま笑った。そのまま無言でじいと清明を見てから、すいと京二は門から立ち去ろうとする。
KP(ゆっけ)
晴明はやはり何も答えない。
目を細めてあなた達を見るばかりだ。
では、一度門から離れる…
KP(ゆっけ)
…その時、晴明が一行のほうへ御札を4枚投げた。御札は意志があるかのように、それぞれの目の前でくるくると捻じれていき、そのまま右手の薬指に巻きついて紙の指輪となった。
KP(ゆっけ)
晴明は静かに印を結んだ手を降ろした。
やはり…何も言わない。
いや、言えないのかもしれないが。
朱雀門の中へと消え去っていった。そして、門は閉じられるだろう。