逃走/2回目
KP(ミナカミ)
佐々木とジョシュアは〈ナビゲート〉どうぞ。
佐々木 世良(にゃご)
cc<=80 ナビゲート (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 43 > 43 > レギュラー成功
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc<=70 ナビゲート (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 99 > 99 > 失敗
ジョシュア・ピュー(蟹)
(あとナビゲートの成功恩恵は、ずっと「選択肢を一つ減らす」でお願いします。念のため宣言)
KP(ミナカミ)
(了解しました)
ジョシュア・ピュー(蟹)
あっぶね
新藤 春樹(朱理)
のわ^~~~~!
KP(ミナカミ)
セーフセーフ
新藤 春樹(朱理)
ぶねぇ~~!
ジョシュア・ピュー(蟹)
セラありがとう
佐々木 世良(にゃご)
二人いてよかった!
KP(ミナカミ)
では、選択肢は左右どちらかに絞られる。どちらの道を行く?
佐々木 世良(にゃご)
右!
KP(ミナカミ)
了解しました。
KP(ミナカミ)
choice 左 右 (choice 左 右) > 右
新藤 春樹(朱理)
うぉおお!!!
新藤 春樹(朱理)
いいじゃん!
佐々木 世良(にゃご)
いい感じだ!
KP(ミナカミ)
良いですね。逃走判定にBダイス1個追加してどうぞ。
佐々木 世良(にゃご)
cc+1<=50 逃走判定 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 100, 30 > 30 > レギュラー成功
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc+1<=50 逃走判定 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 23, 3 > 3 > イクストリーム成功
KP(ミナカミ)
片方ヤベー出目出てるな
新藤 春樹(朱理)
cc+1<=50 逃走 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 11, 71 > 11 > ハード成功
新藤 春樹(朱理)
今度は成功した!
KP(ミナカミ)
全員成功。背後からは複数の物々しい足音と火薬が炸裂する音が響く。足元の植木鉢が銃弾を受けて砕けてしまう。
逃走/3回目
KP(ミナカミ)
佐々木とジョシュアは〈ナビゲート〉どうぞ。
佐々木 世良(にゃご)
「容赦、なさすぎ… っていうか、何でこんなことになってるんだよ!??」記憶がない!
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc<=70 ナビゲート (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 44 > 44 > レギュラー成功
佐々木 世良(にゃご)
cc<=80 ナビゲート (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 3 > 3 > イクストリーム成功
新藤 春樹(朱理)
「イテェ!傷口ひらく!!はぁ!はぁ!」めっちゃぜーはーしながら走ってます!
KP(ミナカミ)
選択肢は左右どちらかに絞られる。どちらを行く?
ジョシュア・ピュー(蟹)
左でお願いします
KP(ミナカミ)
了解しました。
KP(ミナカミ)
choice 左 右 (choice 左 右) > 左
新藤 春樹(朱理)
すげ
KP(ミナカミ)
素晴らしいですね。
佐々木 世良(にゃご)
えらい!!!!
ジョシュア・ピュー(蟹)
無傷で行くぞ
KP(ミナカミ)
逃走判定にBダイス1個追加して判定どうぞ。これで最後だ。
佐々木 世良(にゃご)
cc+1<=50 逃走判定 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 83, 53 > 53 > 失敗
新藤 春樹(朱理)
cc+1<=50 逃走 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 28, 98 > 28 > レギュラー成功
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc+1<=50 逃走判定 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 2, 52 > 2 > イクストリーム成功
新藤 春樹(朱理)
ひぃい
佐々木 世良(にゃご)
DP3点使って成功にします
KP(ミナカミ)
了解しました。DP3点使って成功に。
system
[ 佐々木 世良(にゃご) ] DP:36 → 33
KP(ミナカミ)
佐々木は訳が分からないまま幼馴染と共に逃げる。体が何かに導かれるように動き、紙一重で銃弾を避けるだろう。
KP(ミナカミ)
あなた達は入り組んだ街を駆けずり回り、追跡を免れて郊外へと逃げることができる。
KP(ミナカミ)
追手を払ったことを確認した時には、鉄の味が滲む荒げた呼吸の中に、安堵の息が混ざるだろう。
KP(ミナカミ)
辿り着いた先は住宅街やビル群から少し離れた寂しい場所であり、目の前には使用されていない倉庫が存在する。
KP(ミナカミ)
身を隠すに最適であると、あなた達は幸いにも鍵の空いた扉を閉め、コンクリートの床に座り込んでひと時の休息を得、話し合うのだった。
KP(ミナカミ)
逃走イベント終了です。お疲れ様でした!
新藤 春樹(朱理)
おつです~!
佐々木 世良(にゃご)
生きててよかったー!
ジョシュア・ピュー(蟹)
逃走しきれました
倉庫
新藤 春樹(朱理)
閉めた扉に背中預けてズルズル~~と座り込む
新藤 春樹(朱理)
「人生で2番目にやばかったな、今。」
佐々木 世良(にゃご)
「警察……こわすぎ……」へた~、と膝から座り込みます
ジョシュア・ピュー(蟹)
「1番じゃないのかよ……」
佐々木 世良(にゃご)
「もっとやばいのあったの…?」
新藤 春樹(朱理)
「1番は同窓会だよ」
新藤 春樹(朱理)
死にかけたので!
佐々木 世良(にゃご)
「同窓会……、あれ……? どうなったんだっけ…?」
新藤 春樹(朱理)
「あ、…あ~?忘れた?」
新藤 春樹(朱理)
そういえば発狂だったな
KP(ミナカミ)
時間的にもいい頃合いでしょうし、2人の狂気の発作は解除されます。
ジョシュア・ピュー(蟹)
「生きてればそれでいいよ」へらっと笑った
佐々木 世良(にゃご)
ありがとうございます!
ジョシュア・ピュー(蟹)
狂気了解です。でも不定だから減るとすぐ種類ロールか
佐々木 世良(にゃご)
「……あー……ごめん、大丈夫。…思い出した」頭を押さえる
KP(ミナカミ)
はい。今のあなた達は正気度が1減るだけで発狂するかよわい存在です。
新藤 春樹(朱理)
かわいそうに・・・・
ジョシュア・ピュー(蟹)
人間はもろいから(新藤のメンタルを除く)
佐々木 世良(にゃご)
「オレたちもとうとう指名手配犯かー」女装しろの意味がわかったので、荷物からメイク道具を漁る
新藤 春樹(朱理)
「セラは女装でギリギリごまかせるだろうって思ってな…あ、あの鮫島ってやつにはバレるかもしれねーけど」
佐々木 世良(にゃご)
「まあそれこそ写真は出回ってないだろうしね。二人も髪型とか少しでもイメージ変えようか」
KP(ミナカミ)
3人が息を整えて話をしていると、
NPC(ミナカミ)
「お疲れ! こんな所まで逃げてきて、大変やったなぁ」
KP(ミナカミ)
神経を逆撫でするようなふてぶてしい声が聞こえる。
新藤 春樹(朱理)
ありがとう
KP(ミナカミ)
いつのまにやら、倉庫の二階の手摺からあなた達を見下ろす彼の姿がある。
KP(ミナカミ)
そう、取調室で理不尽な要求を突き付け、あなた達を軽んじ虐げた男――鮫島である。
KP(ミナカミ)
彼は手摺に片手を這わせながら、ゆっくりと梯子まで歩み、たんっと軽快な足取りであなた達の元へと降りる。
佐々木 世良(にゃご)
「…えー…? 実はオレたち誘導されてた…?」
鮫島 零一(ミナカミ)
「君ら、なんも疑問に思わんかったん? こないに厳戒態勢の中で、都合よう息ひそめられる倉庫があるなんて」
鮫島 零一(ミナカミ)
「夢にも思わんったやろ……? 誘導されてた、なんてなぁ」
新藤 春樹(朱理)
「だ~~、もうお手上げ!」両手上げて無抵抗ポーズ
鮫島 零一(ミナカミ)
「それそうと、存外最低なんやな君らww日本史上最悪のテロリストやって! どないな気持ち? 君らのせいで、老若男女みんな死んでったんや」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「泳がせてたのは最初からじゃないのか?」サイン書かせて思わせぶりな言葉言って終わりじゃないでしょ。
鮫島 零一(ミナカミ)
「現場の爆破物から検出された指紋もあるしな。証拠もバッチリ残して、間抜けにもほどがあるわぁ」
KP(ミナカミ)
彼はそうして薄い紙の様なものを取り出す。取調室で握手をした時に触れたあの紙だ。
佐々木 世良(にゃご)
「それもアンタの仕込みじゃないのかよ…?」
新藤 春樹(朱理)
「今回はそういうシナリオっつーことぉ?」
佐々木 世良(にゃご)
「わざわざ一回逃したのは、こうしてもう一回利用するため、ってことか…」はあ
新藤 春樹(朱理)
「次はどんな誓約書交わされるんスかぁ?」
KP(ミナカミ)
鮫島は薄い紙を懐にしまい込んでから自身の顔の傍に手を運び、人差し指と中指のみを立て前方に二回振る。
KP(ミナカミ)
すると、倉庫の扉は激しい金属を打ち鳴らす衝撃音と共になぎ倒された。
KP(ミナカミ)
なだれ込む集団は近代的な兵装を纏い、実に統率の取れた動きであなた達の周囲、円状に囲むように展開をする。
KP(ミナカミ)
高い命中精度を誇るH&KMP5 A5アサルトライフルを肩に据え、瞬時に静止した彼ら。
KP(ミナカミ)
一切の隙間なく、合切を殲滅するが如く。
KP(ミナカミ)
彼らの正面と背後に印字された四つの文字。
KP(ミナカミ)
「S.W.A.T」
KP(ミナカミ)
彼らは、日本警察の武力を代表する特殊部隊であった。
鮫島 零一(ミナカミ)
「FOO、お疲れさん。どや? 抵抗する気、失せるやろ?」
佐々木 世良(にゃご)
「銃火器相手に無力なのは昨日充分に学んだよ。で、射殺したいだけなら、こんな話する必要もないだろ。何が目的なんだよ?」
新藤 春樹(朱理)
「もう撃たれんの勘弁してほし~…痛いんだって」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「そうだな、痛いのは嫌だ」
鮫島 零一(ミナカミ)
「殺人鬼みたいに言うのやめてくれへん? 大人しく捕まってくれるんならそれが一番ええからねぇ」
鮫島 零一(ミナカミ)
「僕ぅ、そんな風に見える? 佐々木ちゃん、カワイイ顔して意外と辛辣やなぁ」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「(セラはカワイイだけじゃなくてカッコイイからなあ)」言いかけて黙りました。
新藤 春樹(朱理)
「鮫島さんさぁ、俺ら捕まえてどうすんの?本当のテロリストの方は?」
佐々木 世良(にゃご)
「アンタに可愛いとか言われても嬉しくないし…」とりあえず新藤さんの質問への回答を待ちます
鮫島 零一(ミナカミ)
「心配してくれてんの? 新藤君はやさしいなぁ。君が本当のテロリストやなかったら感激してたところやわ」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「アレの中ではこっちが犯人で話を進めるしか考えがないようだ」二人に
新藤 春樹(朱理)
「そうなんすよ。被害にあった老若男女と看護師さんたちが心配でさ。」
鮫島 零一(ミナカミ)
「自分でやっといてよう言うわぁ」
新藤 春樹(朱理)
「こんなに優しい俺達なんですけど、やっぱテロリストってことになるだ…」はぁ~~~とでっかめにため息
佐々木 世良(にゃご)
「まあ余計な情報知っちゃった人間の口封じができて、ヤバいテロリストの身柄を押さえたって体になるなら、一石二鳥なんだろうけど」
鮫島 零一(ミナカミ)
「…………」 「う~ん」 鮫島は感情の見えない眼差しであなた達を見る。
鮫島 零一(ミナカミ)
「……な~んか、やっぱ君らのこと気に入らんなぁ」
新藤 春樹(朱理)
「ですよね~」へら・・・っと笑う。
鮫島 零一(ミナカミ)
「ま、ちょっとくらいええか」
鮫島 零一(ミナカミ)
「犯人は追い詰められ抵抗を試みる……職務遂行の為に止む無く射殺。筋書きはこんなもんやな」
佐々木 世良(にゃご)
「捕まえるならとっとと捕まえたら良いだろ。二人に傷は……っ!」
KP(ミナカミ)
鮫島は懐から取り出したリボルバーの銃口を新藤に向け、一切の躊躇なく撃鉄を下した。
KP(ミナカミ)
乾いた火薬の炸裂音。幾重にも回転を重ねた鉛玉が飛び出し、新藤は衝撃のままに後頭部を仰け反らせる。
system
[ 新藤 春樹(朱理) ] 耐久力:5 → 0
KP(ミナカミ)
額の肉は削り取られ、頭蓋に風穴が通り、白と赤の脳漿が後頭部から地面に飛び散った。
佐々木 世良(にゃご)
「――春樹ッ!」
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1/1D6】 ※佐々木、ジョシュアのみ
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc<=42 正気度 (1D100<=42) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 73 > 73 > 失敗
佐々木 世良(にゃご)
cc<=25 正気度 (1D100<=25) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 15 > 15 > レギュラー成功
ジョシュア・ピュー(蟹)
1D6 正気度喪失 (1D6) > 5
system
[ 佐々木 世良(にゃご) ] 正気度:25 → 24
system
[ ジョシュア(蟹) ] 正気度:42 → 37
新藤 春樹(朱理)
パァンって後ろにのけぞってたおれるんだろうな~~~~!!!!!!!!!
KP(ミナカミ)
2人とも狂気の発作を起こします。「BMR」どうぞ。
佐々木 世良(にゃご)
「……っ、」ジョシュまで狙われないように、動けるようにって思ったけど発作~~~~
佐々木 世良(にゃご)
BMR 狂気の発作(リアルタイム)(2) > 身体症状症:探索者は1D10ラウンドの間、狂気によって視覚や聴覚に異常が生じたり、四肢の1つまたは複数が動かなくなる。(1D10>8ラウンド)
ジョシュア・ピュー(蟹)
BMR 狂気の発作(リアルタイム)(6) > 失神:探索者は失神する。1D10ラウンド後に回復する。(1D10>6ラウンド)
KP(ミナカミ)
OK。発症はもうちょっと後でいいです。
ジョシュア・ピュー(蟹)
あ、受け止めきれませんでしたね。
KP(ミナカミ)
ひとまずは元気なテイで反応などしてもOKです。
鮫島 零一(ミナカミ)
「こうはなりたくはないわなぁ? せやから、口答えせんと大人しく投降し?」
新藤 春樹(朱理)
ドサっと倒れて、コンクリートに赤いしみが広がる
佐々木 世良(にゃご)
「…ッ、この、…」 ぎり、と歯噛みをして悔しそうに拳を握ります。自分のせいでジョシュまで撃たれたらたまらないので
ジョシュア・ピュー(蟹)
広がる血溜まりの方へふらっと歩み寄って、膝から崩れ落ち、じっとハルキを見つめます。
ジョシュア・ピュー(蟹)
眼の前が真っ白になって、何かが聞こえた。一言喉からでる音を吐き出して、そのまま倒れ込みます。
KP(ミナカミ)
(失神ステイ!)
ジョシュア・ピュー(蟹)
(ステイはい)
KP(ミナカミ)
佐々木とジョシュアは、どこからかぐちゅりと水分を含んだ何かが蠢く音を聞いた。
KP(ミナカミ)
音の出所を確認したあなた達は、驚きのあまり閉口するだろう。
KP(ミナカミ)
新藤からそぎ落とされた肉も、砕け飛んだ頭蓋骨も、抉り潰された赤と白の脳漿も、全てが蠢いているのだ。
KP(ミナカミ)
彼の身体から離れていった全てが、まるで映像を逆再生するかのように、彼のもとへと戻り始めていった。
system
[ 新藤 春樹(朱理) ] 耐久力:0 → 11
KP(ミナカミ)
そうして、新藤は、立ち上がったのだ。
新藤 春樹(朱理)
ゾゾ…ゾゾ…ってうごめく音がするんだろうな
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1D3/1D6】 ※佐々木、ジョシュア
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1D4/1D8】 ※新藤
新藤 春樹(朱理)
慣れてろ、新藤
佐々木 世良(にゃご)
cc<=24 正気度 (1D100<=24) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 91 > 91 > 失敗
ジョシュア・ピュー(蟹)
cc<=37 正気度 (1D100<=37) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 8 > 8 > ハード成功
新藤 春樹(朱理)
cc<=61 正気度 (1D100<=61) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 14 > 14 > ハード成功
佐々木 世良(にゃご)
1d6 正気度減少 (1D6) > 6
ジョシュア・ピュー(蟹)
1D3 正気度喪失 (1D3) > 3
新藤 春樹(朱理)
1d4 (1D4) > 3
system
[ 佐々木 世良(にゃご) ] 正気度:24 → 18
system
[ ジョシュア(蟹) ] 正気度:37 → 34
system
[ 新藤 春樹(朱理) ] 正気度:61 → 58
新藤 春樹(朱理)
まぁまぁっすね
新藤 春樹(朱理)
RPしていいんだっけ
KP(ミナカミ)
いいですよ。
新藤 春樹(朱理)
ビクンッと体が跳ねて、向くりと起き上がる
新藤 春樹(朱理)
「…~~~~~~イテェなこの野郎!!!!!」
新藤 春樹(朱理)
頭押さえながら起き上がったよ。穴はふさがってるようだ。
KP(ミナカミ)
蘇った新藤も、それを目撃した佐々木とジョシュアも、大きく動揺しただろう。
KP(ミナカミ)
しかし、鮫島も同様、いやそれ以上に驚愕の様相を呈して、声を荒げる。
佐々木 世良(にゃご)
「………、痛いで済まないよ。明らかに今一回死んでたよ春樹……」
鮫島 零一(ミナカミ)
「まさか……っお前ッ!! お前らまでッッ!!」
鮫島 零一(ミナカミ)
「あの足りひん分はお前らにあったんか…! くそっ! 面倒やなぁ!!」
鮫島 零一(ミナカミ)
「なんで! いつや!! どうしてお前らなんかに!!!」
KP(ミナカミ)
鮫島は手を空に振り上げて命令を出す。
鮫島 零一(ミナカミ)
「全員撃て! 蜂の巣にしたれ!」
新藤 春樹(朱理)
「んだテメェ!!!!キレてぇのはこっちなんだよ!!!!」
KP(ミナカミ)
周囲の銃口が一斉にあなた達の方を向く。
KP(ミナカミ)
引き金が引かれる、その寸前。
KP(ミナカミ)
バリン、と硝子が砕け散る音。
KP(ミナカミ)
飛散し、乱反射される光があなた達の辺りを照らす。
KP(ミナカミ)
鋭い硝子片が突き刺さらぬように咄嗟に両手で視界を塞ぎ、条件反射が姿勢を竦ませた。
KP(ミナカミ)
倉庫二階上部の窓から降り注いだそれらと共に、得体の知れぬ何者かが飛び込んできたのだ。
KP(ミナカミ)
それは丁度あなた達と、あなた達を囲む部隊そして鮫島の間に割り込み、連中との距離を隔てる。
KP(ミナカミ)
唐突な出来事に鮫島は驚きを隠せず、部隊に一歩後退の指示を出していた。
KP(ミナカミ)
極めて緊迫した空気が、何倍にも時間が引き延ばされる感覚を引き出し、有刺鉄線に縛り上げられるような肌の痛みをもたらすようだった。
KP(ミナカミ)
コンクリートの地面に砂ぼこりを巻き上げながら身を沈めていたその何者かは、みすぼらしい深緑の外套を翻す。
KP(ミナカミ)
だが、ゆっくりと立ち上がる彼は誇らしいまでの威勢で佇み、集団を相手取る中、孤高の矜持という言葉を体現せしめたのだ。
NPC(ミナカミ)
「……貴様ら、名乗れ」
KP(ミナカミ)
目の前の人物はあなた達に背を向け、そう呟く。
新藤 春樹(朱理)
「あ”ぁ!?新藤春樹!!」なんか勢いで答えます
佐々木 世良(にゃご)
「え、オレ? 佐々木 世良!」よくわからないけど助けに来てくれたかもしれんし名乗ります
ジョシュア・ピュー(蟹)
失神するようなショックと生き返りのショックの狭間で名を名乗れるのかちょっとわからない。びっくりした子供みたいな顔してるだわ。
新藤 春樹(朱理)
かわりに答えてあげようか?
ジョシュア・ピュー(蟹)
うん
佐々木 世良(にゃご)
「そっちの大きいのはジョシュア。ジョシュア・ピュー!」
新藤 春樹(朱理)
答えてくれてた!
NPC(ミナカミ)
「もっと大声で言わんか愚物!」 新藤と佐々木を一喝する。
NPC(ミナカミ)
「しかし、そうか……やはり貴様らか」
新藤 春樹(朱理)
でかい声出したじゃん!!!!
ジョシュア・ピュー(蟹)
いきなり呼ばれて頷いた。ヒエってなってる
NPC(ミナカミ)
「貴様らが『保有』し、貴様らが『対象』か。彼奴の言った通りだった」
NPC(ミナカミ)
「私は、大日本帝国陸軍 731部隊大尉」
NPC(ミナカミ)
「敷島左甚(しきしま さじん)である」
佐々木 世良(にゃご)
「……! あの部隊の」わ
KP(ミナカミ)
刹那、彼が視界から消え失せた。
KP(ミナカミ)
重なる残像を残し、体勢が揺らめく程の強烈な一陣の風が吹き荒れる。
KP(ミナカミ)
そして瞬きをするわずかな間に、あなた達の前に再び彼は現われたのだ。
新藤 春樹(朱理)
「うわ!」
KP(ミナカミ)
目で追えぬほどの高速の縮地。
KP(ミナカミ)
彼は、いつのまにやら抜いていた煌々と輝く日本刀を鞘に戻した。
KP(ミナカミ)
カチンと鍔なりが昂った時、
KP(ミナカミ)
特殊部隊の構えていた銃火器は、ずるりと滑り落ちた。
KP(ミナカミ)
かた、かたかたとただの鉄の塊と化して、無機質な軽音をそばだてる。
KP(ミナカミ)
彼らの防弾装備に、赤い切れ目が開いていく。
KP(ミナカミ)
袈裟に両断された彼らから、噴水のように惨烈な血しぶきが、彼らに朱の垂れ幕を下ろしたのだ。
敷島 左甚(ミナカミ)
「訳あって貴様らを助太刀する」
KP(ミナカミ)
巻きつけられた顔中の包帯の隙間から、紅い瞳があなた達に向けられる。
KP(ミナカミ)
白い肌に駆け巡った亀裂。だが、それを哀れと思わせぬ鋭い眼光と堂々たる不動の表情。
KP(ミナカミ)
彼の瞳と同様に赤い、帽子の帯に飾られた輝かしい星のバッチ。
KP(ミナカミ)
旧帝国陸軍の軍服は古めかしくも、伝統たる威厳を感じさせた。
KP(ミナカミ)
あり得ぬはずの過去の亡霊が、あなた達に味方したのだ。
敷島 左甚(ミナカミ)
「ここは引き受ける。潔くこの場から逃げろ」
新藤 春樹(朱理)
「わかんねーけど助かります!!!!」でっかい声で言う!
佐々木 世良(にゃご)
「二人が助かるならなんでもいいよ! ありがとう!」
ジョシュア・ピュー(蟹)
逃げろって言葉はわかったので従いますね
新藤 春樹(朱理)
鮫島さんを見て、中指立てて去っていきますね!!
新藤 春樹(朱理)
にげろにげろ~~~!
佐々木 世良(にゃご)
3人で逃げます!
NPC(ミナカミ)
憎々しげに敷島とあなた達を睨みつけながら、残った部隊に後退の指示を出している。それが、あなた達が逃げる直前に見た鮫島の姿だ。
KP(ミナカミ)
あなた達は敷島の言葉に従い、急いでその倉庫から立ち退くのであった。
KP(ミナカミ)
倉庫から出た瞬間、緊張の糸が切れたのか、佐々木は足が動かなくなり、ジョシュアは失神するだろう。
KP(ミナカミ)
遅れて来た狂気の発作だよ。
ジョシュア・ピュー(蟹)
ハアイ
佐々木 世良(にゃご)
「……あれ?」 はい。 新藤さん後は任せた…
新藤 春樹(朱理)
「ん??おぉい!!?お前ら!?」走り抜けかけたが戻ってジョシュア担ぐ
ジョシュア・ピュー(蟹)
すまんなSTR55
新藤 春樹(朱理)
「世良も!!?めんどくせぇな!」
佐々木 世良(にゃご)
「ごめん、…なんか脚が動かなくなっちゃって…」
KP(ミナカミ)
新藤はジョシュアを担ぎ、上手く歩けない佐々木に肩を貸して引きずるように歩くことになるだろう。
新藤 春樹(朱理)
「もう一回言っとくけど、俺!肉体派じゃねーからな!!」チクショ~~~!っと二人を両肩に!!!急いで離れるよ!
佐々木 世良(にゃご)
「知ってる…ごめん。頼りになるなあ……」
KP(ミナカミ)
ぜぇと息を切らしながら我武者羅に引きずり歩くこと数分、騒がしさは遠のいていき、追手がいないことに気づく。どうやら逃げ切ったらしい。
新藤 春樹(朱理)
「同窓会では世話んなりっぱだったしな!貸し借りなしだぞ!」ぜぇぜぇ
KP(ミナカミ)
家々の屋根を八艘飛びの如く行き交い、新藤の隣に着地する者がいる。敷島だ。
新藤 春樹(朱理)
さじんさん!
敷島 左甚(ミナカミ)
「まだこんなところにいたのか。日本男児はいつの間にこれほど弱くなった?」
新藤 春樹(朱理)
「うっせぇ~~!全力だよぉ!!!」
新藤 春樹(朱理)
「こちとら医者だぞ!医者なめんなぁ~~~!」
KP(ミナカミ)
敷島はそう言いながら、足元のマンホール蓋の穴に鞘を差し込み、そこを開く。
敷島 左甚(ミナカミ)
「ここから先は、私の良く知る安全地帯だ。先へ行け」 そう言いながら、ジョシュアと佐々木を両腕に抱える。
佐々木 世良(にゃご)
「うーん、普段はもう少し動けるつもりなんだけど…」力なくわらう
ジョシュア・ピュー(蟹)
大人しく失神してます
新藤 春樹(朱理)
「強い…」はわ・・・・となりつつ、急いでおります!
KP(ミナカミ)
新藤が降りきったのを確認して、敷島は2人を抱えたまま飛び込んでくる。ズシンと重々しい音が響くことだろう。
新藤 春樹(朱理)
「うぉ…バケモン並みだな…」身体能力すっげぇ
佐々木 世良(にゃご)
「はは……春樹もそのうち、できるようになるかもよ…」 大人しく抱えてもらってる
新藤 春樹(朱理)
「できるわけね~だろ!ただの医者なんだよぉ、こっちは!」
佐々木 世良(にゃご)
「普通の医者は生き返らないんだよなあ…」
東京地下大空洞
KP(ミナカミ)
そこに広がっていた空間は鼻を覆いたくなるような下水の汚らしい様相……という訳ではなかった。
KP(ミナカミ)
資材等が整然と積まれた建設途中である地下鉄の現場のようであった。
KP(ミナカミ)
先へと長い通路が入り組み、澱んだ空気が気を滅入らせる。
KP(ミナカミ)
東京の地下にこのような地下空間がいくつも。一体これはどういった事なのだろう?
KP(ミナカミ)
敷島が地上に戻って痕跡を消している間に休息を取り、佐々木とジョシュアの狂気の発作は解消される。
KP(ミナカミ)
休息の間に〈オカルト〉どうぞ。
佐々木 世良(にゃご)
はい!
新藤 春樹(朱理)
「にしても、すげーな。こんなとこあったのか…」さすがに疲れてちょっとふらついたりする
佐々木 世良(にゃご)
cc<=80 オカルト (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 29 > 29 > ハード成功
新藤 春樹(朱理)
成功えらい!
ジョシュア・ピュー(蟹)
目が覚めたら、徐にハルキの頬をつねるなどして生きてるか確認しました。あったかい?
新藤 春樹(朱理)
「なに?寝ぼけてる?」ジョシュアの額に手を当てて熱確認。大丈夫そうだ。
KP(ミナカミ)
成功。佐々木はぎこちなく足を動かしながら、目の前に広がる光景を見て一つの都市伝説を思い出す。
【東京地下大空洞説】
かつて東京大空襲に見舞われて大勢の人々が避難を必要とした際、東京の地下を刳り貫いて充分な収容を可能とした防空壕がいくつも作られたという。
当時のままの空洞が埋め立てられることなく未だ東京の地下には残っており、現在の地下鉄や地下施設などはそれらを再開発して完成されたものであるという都市伝説だ。
もしかすれば、この空間もその一つなのかもしれない。
KP(ミナカミ)
以上です。
佐々木 世良(にゃご)
「あー……あの都市伝説、本当だったんだあ……」二人にぽつぽつ共有します
ジョシュア・ピュー(蟹)
「生きてる、よかった」やっと安心した
新藤 春樹(朱理)
「悪運だけは強いんだなぁ、俺」ははは、とわらいつつ、セラの話も聞いた。
ジョシュア・ピュー(蟹)
「ここは誰も知らない地下ってこと?」世良の話を聞いて
KP(ミナカミ)
そうこうしているうちに敷島が戻ってくる。
敷島 左甚(ミナカミ)
「その通り。私は長らくここを拠点として身を隠した。追手はくるまい」
新藤 春樹(朱理)
「え~っと、敷島さん?助けてくれてありがとうございました。」
新藤 春樹(朱理)
「あいつらに追われる心配がないだけで、今はとにかくうれしいな」ははは、って疲れたように笑う
佐々木 世良(にゃご)
「…なるほど。あそこも地下だったし、知られてない場所なら大丈夫…なのかな」 あ、帰ってきた
ジョシュア・ピュー(蟹)
凄く嫌そうな顔で敷島を見ているけど「助けてくれて、ありがとうございました。ジョシュア・ピューです」ってお辞儀して今更だけど名乗っておく。
敷島 左甚(ミナカミ)
「必要最低限の礼儀は知っているようだな」 ジョシュアの挨拶には小さく頷いて返す。
敷島 左甚(ミナカミ)
「礼など不要だ。先程も話したが、貴様らを助太刀したのは訳あってのことだ」
佐々木 世良(にゃご)
「……ええと、漣のこと、知ってたりする?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「知らん。誰のことだ」
新藤 春樹(朱理)
「知らないか。じゃあ、助けた理由って?」
佐々木 世良(にゃご)
「……たぶん、敷島さんの言う、あと一人の「保有」者だと思うんだけど…」
新藤 春樹(朱理)
「この体のことだったり…?…俺、一回ガチで死ななかった?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「……成程。覚えておこう」
敷島 左甚(ミナカミ)
「貴様らを助けた理由は二つある」
敷島 左甚(ミナカミ)
「だが、それに答える前に貴様らに聞きたい」
敷島 左甚(ミナカミ)
「何故、貴様らが『人間式回天』を保有している?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「その再生能力を得たのはいつからだ?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「事と次第によっては、切る」
新藤 春樹(朱理)
「ヒヒッ…やっぱそうだったかぁ~~~、あぁぁ~~~」頭抱える
ジョシュア・ピュー(蟹)
「その説明は、あくまで推測になってしまうが良いだろうか」
佐々木 世良(にゃご)
「……、たぶん、保有したのは13年前。再生能力自体を知ったのは、さっき春樹が死んだ時」
佐々木 世良(にゃご)
「…二人もその認識で、合ってる?」
新藤 春樹(朱理)
「ガキの頃、開けちまったんだなぁ~~あの箱をさぁ…あぁ~~~…それだ、絶対」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「私達が小学生の頃だ。偶然見つけて開いた木箱に入っていたのだと、考えている」
敷島 左甚(ミナカミ)
「ふむ。十三年前、偶然見つけた木箱を開けた……か」
KP(ミナカミ)
敷島は眉間に指を当ててため息を吐いた。
敷島 左甚(ミナカミ)
「……迂闊だった。処分を徹底するべきであったか」
敷島 左甚(ミナカミ)
「だが、話に筋は通る。不義理を働いたのはこちら側であった」
新藤 春樹(朱理)
「た、頼むよ…開けたのは俺だけどさ…ガキの頃だし、ほんと…」
新藤 春樹(朱理)
あ、許してくれる!やった!
敷島 左甚(ミナカミ)
「散々な厄介をおっ被せただろう。すまん」 そう言ってあなた達に頭を下げるだろう。
新藤 春樹(朱理)
「うお…」きょとんと二人を見る。
佐々木 世良(にゃご)
「……、結果的に、春樹が生きてるから……色々これから大変そうだけど」はは
ジョシュア・ピュー(蟹)
「いや、起きてしまったことは受け入れるしか無い。私は貴方を恨むつもりもない。」
新藤 春樹(朱理)
「いやぁ~マジで、厄介ごとに巻き込まれた!ほんと!!」ちょっと元気になる。
佐々木 世良(にゃご)
「さっき助けてもらえなければ、蜂の巣にされて永遠に実験動物だったかもしれないしね…」
新藤 春樹(朱理)
「それはそう。」うんうんと世良に頷く「助かってよかった…」
敷島 左甚(ミナカミ)
「随分と気のいい奴らだ。さて、私が貴様らを助太刀した理由だったな」
敷島 左甚(ミナカミ)
「私の目的は、我々731部隊の開発した『人間式回天』の根絶である」
敷島 左甚(ミナカミ)
「『人間式回天』。その第一号株が埋め込まれた人間は、死を迎えた瞬間に蘇る」
敷島 左甚(ミナカミ)
「生命活動を停止したヒト細胞が、『人間式回天』に成り代わるのだ。傷は急速に癒え、血が巡り、脈動が始まる」
敷島 左甚(ミナカミ)
「それは帝国軍の窮地に活路を見出す、期待されるべき不死の兵隊の研究だった」
敷島 左甚(ミナカミ)
「私は護国の礎の為、その研究の実験に志願した」
敷島 左甚(ミナカミ)
「全てを捧げるつもりだった。由縁も知らぬ神の子をこの身も窶したとしてもだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「――だが、それは間違いだった。魂の監禁という神の子の封術は、完全ではなかったのだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「『人間式回天』の細胞を宿してから、確かに不死身を得た。だが、代償は大きかったのだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「この細胞は『不死身』であって『不死』でない。一度死を迎える毎に、肉体は悉く変質をしていった。……見ればわかるとおりだ」
KP(ミナカミ)
彼は包帯をずり下げ、自身の不気味なまでに白くひび割れた肌を見せつけた。
KP(ミナカミ)
そして、真赤なルビーの鉱石が解け落ちるように血涙が溢れ出すのであった。
敷島 左甚(ミナカミ)
「死を重ねるほど、あの得体の知れない不浄の神に何度も干渉をされる機会も増えていった」
敷島 左甚(ミナカミ)
「――この血を広げよ、と。我が子を振り撒け、と」
敷島 左甚(ミナカミ)
「精神が徐々に蝕まれ、擦り減っていく感覚。この血涙は、侵蝕に抵抗するたびに溢れるものだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「私は、やっと己の過ちを理解した」
佐々木 世良(にゃご)
「……、『地を駆け巡る生命の源より厄災の種子が振りまかれん』」メッセージを残した友人のことを思う
敷島 左甚(ミナカミ)
「我々が開発したのは日ノ本を拓く兵器などではない。暗澹たる惨劇をまき散らす神の呪いなのだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「あの時は、終戦も近しかった。私は仲間に後を頼み、自身をかの神の迷宮へと幽閉した。この厄災が世に広まぬようにだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「……しかし、目覚めさせられてしまった。愚かな『国家の連中』によって現代にだ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「勿論郎党切り捨ててやったが、私はこの『人間式回天』という禁忌が再び研究されて始めている事を知った」
敷島 左甚(ミナカミ)
「私は、それを止めるために行動している。現国家を追跡する過程で、貴様らを知り、その身の内に一物ありと助けに入った」
KP(ミナカミ)
敷島は言葉を切り、あなた達を見据える。これが理由だ、と言わんばかりだ。
佐々木 世良(にゃご)
「……ありがとう。色々、納得ができた…と思う」
新藤 春樹(朱理)
「なぁ、その人間式回転っての、取り出すっていうか直すことはできねぇの?」
新藤 春樹(朱理)
「俺はともかくさ、こっち二人はまだ死んでないし。その細胞の入れ替わりってやつ?起きてねーと思うんだけどさ。」
佐々木 世良(にゃご)
「……春樹、」
敷島 左甚(ミナカミ)
「不可能だ。一度埋め込まれた株を取り除くことは出来ん」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「なんでそんな危険なものが、小学生のハルキにも見つけられるような場所に……?」
新藤 春樹(朱理)
「そう美味い話はね~かぁ…」
敷島 左甚(ミナカミ)
「現代の医療技術の問題ではなく、超常的な技術の問題だ。そして、その技術の持ち主である白平蜘蛛の神はそのようなことを許さないだろう」
新藤 春樹(朱理)
「そっかぁ、まぁ理由もわかったしさ。うん…納得はできねーけど!!」まぁいいか!!!
敷島 左甚(ミナカミ)
「私が身を隠す前は厳重に保管していたはずだがな。その後に何があったのかは知らん」 ジョシュアの問いかけに対して
新藤 春樹(朱理)
「じゃあ、一回この不死身については受け止めておくことにして。」
新藤 春樹(朱理)
「白平蜘蛛ってやつ、近々復活するかも…って話は?聞いたことあるか?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「白平蜘蛛の神は迷宮に座し、そこから血を広げ、子を振り撒き続ける存在だ。復活という言葉が現代社会に現れるという意味を指すなら、それはない」
新藤 春樹(朱理)
二人を見る。「よげんのしょ、なんか書いてたよな。」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「公園の地下施設の、世良が見た怖い扉。あれも関係ないのだろうか?」
佐々木 世良(にゃご)
「……、母体自体は、あの死体が巻き込まれていった門の先に、…いる気はしてるんだけど」
敷島 左甚(ミナカミ)
「公園の地下施設……ああ、それが我々が使用していた研究所だ」
敷島 左甚(ミナカミ)
「貴様の言う『怖い扉』は、おそらくかの神の迷宮に繋がる扉だ。私は目覚めるまでその迷宮にいた」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「……あの部屋の死体の山は、貴方が積み上げたのか?」
敷島 左甚(ミナカミ)
「貴様の耳はただの節穴と見える。郎党切り捨ててやった、と言ったはずだ」
ジョシュア・ピュー(蟹)
「そうか……貴方は義理堅い人だが、やはり嫌いだ。これはちょっと、どうしようもない。」
敷島 左甚(ミナカミ)
「構わない。貴様がどう思おうとも、私は貴様らに従い、危ぶまれれば助けよう」
敷島 左甚(ミナカミ)
「貴様らの進む道の先に、私の大義が存在する事は明白だ」
新藤 春樹(朱理)
敷島さんが仲間に加わった!!
KP(ミナカミ)
彼と出会ったのはほんの少し前だが、その苛烈さはよく理解できている。彼が味方するという事実は、あなた達の心にいくらかの余裕を与えるだろう。
KP(ミナカミ)
というところで、時間のため今日はここまで。