笑う人柱 (2018/04/15 - 2018/07/02)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/咲良 結(あめこ)
PC2/廻 京二(コトナ)
PC3/根住 忠一(二十日)
PC4/天ヶ瀬 トキ(モニカ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-22日目-33日目3日目-23日目-33日目-44日目4日目-24日目-35日目アフタープレイ

病院

KP(ミナカミ)
笑う人柱、最終日です。今日もよろしくお願いします。
KP(ミナカミ)
探索者達は少なくない犠牲を払いながらも、新たなるアブホースを遠い地へ送り出しました。
KP(ミナカミ)
咲女川町と遠い地を繋ぐ門を壊し、警察と消防に保護され……
KP(ミナカミ)
探索者達は今、咲女川町からほど近く、それなりに栄えている町の病院にいます。
KP(ミナカミ)
経過観察の名目で6名1室の病室に詰め込まれていますが……病室の出入り口には私服の警察が控えており、いろいろとややこしい事情が片付くまでの数日間は、ここに留まることになりそうです。
根住 忠一(二十日)
この病室、むすびちゃんと京二さんと根住意外に誰か入院してます?
KP(ミナカミ)
いえ、その3人だけですね。残った2つのベッドは空いています。
根住 忠一(二十日)
3人と私服警察…だけ……ウットキさん…
根住 忠一(二十日)
トキさんの遺体はどこかに運ばれたのかな
KP(ミナカミ)
トキさんの遺体は実家の方に運ばれて弔われているかなと思いますが……その辺はモニカさんの希望に添いますよ。
廻 京二(コトナ)
トキさん…
根住 忠一(二十日)
ウウウッ
咲良 結(あめこ)
トキさん、子供さんもいるんだものね…。大きい子とは言ってたけど、うぐぅ……。(胃がえぐられる)
天ヶ瀬 トキ(モニカ)
たぶん実家のほうでしょうね…!なんか遺体色々調べられてから引き渡されたんでしょうね…!
廻 京二(コトナ)
京二はベットで大人しくしていた。珍しく外などみていた。窓際だったのかな。
根住 忠一(二十日)
根住はベッドを抜けて窓際でぼーっとしてました。
根住 忠一(二十日)
近い近い
KP(ミナカミ)
窓際族……
廻 京二(コトナ)
被ったの草
咲良 結(あめこ)
結は不定お持ち帰りしてるし、病院に運ばれたとはいえやっぱりまだ情緒不安定なところあると思うので、少しひび割れた勾玉を大事そうに手の中で遊ばせていますね……。
咲良 結(あめこ)
トキさんが亡くなったという出来事を夢幻だったのかなと少し考えてそうな。だからこそ、この勾玉さえあればトキさん生き返るのではないかな、と変な考えを浮かべていたり。
KP(ミナカミ)
勾玉は不思議な力こそ失われていますが形は保っていますし、少し補強すれば十分に持ち歩くことができますね。
根住 忠一(二十日)
「生きてんのが嘘みたいだ……」
根住 忠一(二十日)
「まだ当分日常に戻れる気がしない。あんたはどうだい」京二さんと 「咲良さん…それ……」まだ持ってるのかあ…(怖い)
咲良 結(あめこ)
完全に破壊されているわけではなさそうなので、「……金継ぎでもすればいいのかしら。そうすればトキさんもきっと戻ってきてくれますよね…」とうっすら微笑んでいたり。
KP(ミナカミ)
あと祓魔刀の残骸と逢魔鏡は回収されています。勾玉だけはむすびちゃんが大事そうに持ってるし不思議な力はないしで回収されませんでした。
根住 忠一(二十日)
あの町がその後どんな様子だったかって、探索者たちには聞かされていますか?
KP(ミナカミ)
聞けば教えてくれる程度ですね。被害状況はまだ調査し始めたばかりですが、生存者は絶望的。怪物の姿は一切見受けられません。
根住 忠一(二十日)
そうかあ…生存者は絶望的かあ……
咲良 結(あめこ)
生存者はやっぱり絶望的なのか……。
廻 京二(コトナ)
咲良さんの様子には肯定も否定もせず、何か言いかけて、やめたみたいだ。煙草に手を伸ばしかけたが、それもやめた。
咲良 結(あめこ)
「あぁ、でもそれならば専門の人に頼まないとだめね…。それはいけないわ、困ってしまうわ……。壊されないとも限らないものね……」これ多弁症も発症していないか?
廻 京二(コトナ)
「僕はどうでしょうねぇ…。」そんな病室でいつも通りの顔をしながら京二は根住さんに返事をした。「まァ、しばらく煙草は控えてぇ気分ですわ。」
根住 忠一(二十日)
「天ヶ瀬さんは……」言いかけて、落ち着くまで待とうと思い直します。「難しいだろうが、祈れるものはある方がいい」
根住 忠一(二十日)
「そうか。僕はもう限界だ」
廻 京二(コトナ)
「そうかい。」 視線を外に向けたまま返事をします。
根住 忠一(二十日)
煙草とライターが取り上げられてないなら吸いたいんですがどうでしょうか。私服刑事への贈賄は必要ですか。
根住 忠一(二十日)
刑事じゃなく警察官か
廻 京二(コトナ)
京二の幸運が成功したならあげたい
KP(ミナカミ)
今回病院に入れられたのはかなり特殊な事情なので、私服警察や看護師も寛容です。手荷物の類はまるっと手元にありますよ。
KP(ミナカミ)
って打ってたけど幸運する?
廻 京二(コトナ)
まあ見てな。
根住 忠一(二十日)
わあいヤニだぁ え!??た、頼むよ!???
廻 京二(コトナ)
CCB<=90 幸運
Cthulhu : (1D100<=90) → 17 → スペシャル
KP(ミナカミ)
FBじゃない……(´・ω・`)
根住 忠一(二十日)
へへっ兄ちゃんエエ幸運してンじゃねえかァ
廻 京二(コトナ)
京二は懐から缶に入った煙草をだして、根住さんに丸ごと差し出した。
根住 忠一(二十日)
ふぁ……
根住 忠一(二十日)
「お高いやつ。一度吸ってみたかったよ」悪びれなくにやりと笑います。「いいのか?」
根住 忠一(二十日)
しかも丸ごとかよぉ
廻 京二(コトナ)
旅行中ずっと京二が吸っていたものです。「ま、世話になりましたから」 不良警察は火は持ってるのかな。
根住 忠一(二十日)
「お互い様だろ」ん?じゃあ缶から京二さんのタバコを一本くわえてから、ライター探す仕草をするね。ポケットぱたぱたしたり
廻 京二(コトナ)
「それに、なんとなく、しばらくは吸う気が起きんのでね」 そういいながらライターも付けてあげた。 「こう見えて、僕もショック受けてんですよ。」ここで少しにっと笑った。
根住 忠一(二十日)
「お前さんがねえ?」味わうように吸い込みますが、根住の目もどこか遠くをみています。
根住 忠一(二十日)
「…天ヶ瀬さんや忠島くんに気付かされた。ヒーローは清廉潔白な人じゃない」「背負ったものを投げ出さずに進める人をいうんだ」
根住 忠一(二十日)
「……………なんて、らしくないか」
廻 京二(コトナ)
「まあ、普通の度合いが分からんので、なんとも言えませんけど」 京二は、出会った日にマフラーに刺された名刺に目を落としながら、根住さんの言葉を聞いてる。
根住 忠一(二十日)
「あまりにも犠牲が多すぎて、僕にはとうてい全部悲しむことができないけど……なんとか、やっていくよ。それしかない」
根住 忠一(二十日)
「にしても君、案外おしとやかなものだな。スリルがあったとか言い出しそうなのに」 ははは 普通の度合いがどうとか言ってたから
廻 京二(コトナ)
そういわれると 「これだから普通の会話は苦手なんだ」と京二はすこしだけ、むっとしたように布団を少し持ち上げた。 
廻 京二(コトナ)
そして少し黙ったかとおもうと、また少しだけ口を開く。「僕に取っちゃ、ああいうのは運が悪かった、なんて言っちまうことが多いんですがね」と京二。
根住 忠一(二十日)
「人でなしめ」
廻 京二(コトナ)
「まァ、今回はそうじゃねえ。どん底だったところで、アンタらが風を起こしたんだ。勝利の女神ってやつか。」にっと笑う。 
廻 京二(コトナ)
「その分、残念だがね。」 小さく呟いた。
根住 忠一(二十日)
らしすぎて笑ってしまった。「勝利の女神か…………違いない」ふーーー 「…こうして拝むよりも…もっとずっと………一緒に帰りたかったよ」
KP(ミナカミ)
……さて、みなさんがそんな会話を交わしていると。スーツ姿の男が2人、病室に入ってきます。
NPC(ミナカミ)
「失礼します。この度は咲女川町での一件、お疲れ様でした」
NPC(ミナカミ)
「公園に残されていた物品の残骸、銅鏡、黒泥、天道家の地下などを調べさせていただきました」
NPC(ミナカミ)
「あなた方の迅速な処置のおかげで、被害は最小限に抑えられました」
NPC(ミナカミ)
「ご協力、感謝します」 彼らは皆さんに対して、ぺこりと深く頭を下げました。
根住 忠一(二十日)
「おたくら所属は?」眉をぴくりとさせます。警察かな?
咲良 結(あめこ)
「……?」 微笑みながら首をかしげてます。被害は最小限ではないんだよなあ……。少なくとも我々にとっては。
KP(ミナカミ)
「……申し訳ない。名前と所属は伏せさせてください。根住さんと同じ組織で、あなた方が今回体験したようなことを専門に扱う者である、とだけ」
根住 忠一(二十日)
「ふうん。民間に秘密でンな専門組織作ってるとは。日本警察も隅に置けんなあ」スパスパ
NPC(ミナカミ)
「我々がここに来たのは……二つ、あなた方にご協力いただきたいことがありまして」 根住さんが煙草を吸う様子に少しだけ眉間にしわを寄せますが、すぐに元の表情に戻ります。
廻 京二(コトナ)
「なんですか、藪から棒に」
NPC(ミナカミ)
「まず一点目。今回のことはどうか内密にして頂きたい」
NPC(ミナカミ)
「このようなことが広く知れ渡ると、いたずらに不安を煽ることになる」
NPC(ミナカミ)
良いだろうか、と確認するように3人の顔を見ます。
咲良 結(あめこ)
「ふあん…。そう、そうですね。かまいませんよ」 今の結の状態からして別に周囲の不安を掻き立てるよりは勾玉の存在をその他大勢に知られることのほうが困りそうだし。
咲良 結(あめこ)
ほら、誰にとられるかもわからないですし。(誰も取らない)
根住 忠一(二十日)
「ああ、元より大事にするつもりはないよ」
根住 忠一(二十日)
「私らにはもう一人旅の同行者がいた。先立ってしまった彼女の遺族に事のあらましを説明するつもりだ。遺族にも諸君らと同じように口止めをしておく」
根住 忠一(二十日)
「それでいいか?」
NPC(ミナカミ)
「……天ヶ瀬トキさんですね、分かりました。口止め料が必要なら言ってください。こちらで用意します」
廻 京二(コトナ)
京二も同意を求められるなら「ええ」となんともつかぬ笑みで答えます。
NPC(ミナカミ)
「二点目。調査だけでは明らかにならない点も多い。今回の件について、1人ずつ別室で事情を聞かせてください」
NPC(ミナカミ)
そう言ってからはっとして 「今すぐとは言いません。落ち着いてからで結構です」 と補足も加えます。
咲良 結(あめこ)
「?」 別に今からでも構いませんよ?的な微笑みを浮かべている。発狂者はきっと狂気に侵されている自覚はないだろうしな……。手元に執着元の勾玉あるし。
根住 忠一(二十日)
「構わない」答えます。だいぶ情緒不安定にみえるむすびさんを心配そうにちらとみつつ。
NPC(ミナカミ)
「あなたは特に日を置いてからで」 咲良さんに
咲良 結(あめこ)
「まあ。お気遣いくださったのでしょうか? うれしいことですね」
NPC(ミナカミ)
「……詳しい連絡は、また後程」 連絡することは済んだのか、二人の男は病室の扉まで歩いていきます。
NPC(ミナカミ)
そのまま部屋を出る……その前に、振り向いて皆さんの顔を見ます。
NPC(ミナカミ)
「真相は覆い隠され、あなた方はたまたま難を逃れた観光客になる」
NPC(ミナカミ)
「ですが、我々はあの災厄の場に勇敢な者達がいたことを忘れません」
NPC(ミナカミ)
「……本当に、ありがとうございます」
NPC(ミナカミ)
深々と頭を下げて、それから部屋を後にして行きました。
<しばしの休養を経て、あなた達は日常へと戻る。
 咲女川町を襲った災害は世間で話題となっているが、
 その内容は局地的な大地震と伝えられ、黒泥の怪物など影も形も存在しない。
 あなた達がいたという事実も隠蔽され、もし真相を公表したとしても妄言と一蹴されるだろう。

 だが、あなた達が経験したこと、成し遂げたことは偽りではない。
 天道源一郎が狂った理想を抱いたことから始まった連鎖は、
 最悪の形で終わる前にあなた達の手で食い止められた。

 咲女川町の住民5000人、そして九州からの観光客1人の命は失われた。
 決して軽い犠牲ではない。
 しかし、あなた達の行動がなければ被害はさらに広がり、
 やがて全世界が新たなるアブホースとその子らによって滅ぼされていた。

 おそらく自覚は無いだろう。
 しかし、あなた達は確かに世界を救ったのだ。

 おめでとう。
 あなた達の勇気に、敬意と感謝を。>




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                  PL:あめこ
                  PC:咲良 結

                  PL:コトナ
                  PC:廻 京二

                  PL:二十日
                  PC:根住 忠一

                  PL:モニカ
                  PC:天ヶ瀬 トキ

                  KP:ミナカミ

◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆

                    NPC
                   天道 亜実
                   忠島 義臣
                  久地岡 黄泉路(天道 一真)
                   道野 あかり
                  一ノ郷 博
                   神代 弥生
                    佃 満春
                   山上 望海
                   天道 源一郎

◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆

                  Call of Cthulhu
                   「笑う人柱」

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KP(ミナカミ)
……これにて、CoC「笑う人柱」終了となります。
KP(ミナカミ)
皆様、大変お疲れ様でした! ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
廻 京二(コトナ)
ありがとうございました!
根住 忠一(二十日)
お疲れ様でしたーーーーーー!!!!ありがとうございました!!!!!!
天ヶ瀬 トキ(モニカ)
お疲れさまでした!!!!! ありがとうございました~~~~~!!!!! たーのーしーかっっった
咲良 結(あめこ)
お疲れ様でしたー!! KPも長い時間ありがとうございました!!!
咲良 結(あめこ)
最後は笑顔で、だ……!
根住 忠一(二十日)
笑う人柱トリプルミーニングなの匠の技すぎるでしょ~~~~~~~!!!!
KP(ミナカミ)
なんかノリでトリプルミーニングにしちゃったよね!!!!!!
廻 京二(コトナ)
ありがとう…
天ヶ瀬 トキ(モニカ)
すきすぎる
根住 忠一(二十日)
ほんとうに素晴らしいシナリオありがとうございました!!えっ…劇場版じゃん…やばいじゃん……
咲良 結(あめこ)
ムービーだよ……。ミナカミさんの頭の中どうなってんの??? どうすればこんなすごいシナリオ作れるの????
KP(ミナカミ)
こう……ネタ帳というかボツシナ的なやつをこう……ネリネリして……それっぽくしたらできる……
廻 京二(コトナ)
ミナカミさん…ありがとう… トキさん…忠島…
廻 京二(コトナ)
そしてみんな…
廻 京二(コトナ)
ありがとう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
根住 忠一(二十日)
このシナリオのあとみんな割とバラバラに生きていったり鬼籍に入ってしまうの寂゛じい゛
根住 忠一(二十日)
楽しく切ない旅だったよ……
廻 京二(コトナ)
ほんそれ(二十日
KP(ミナカミ)
BGMとか諸々は共有メモに上げた感じで。プレビューで好きなようにBGM変えたりしていってくれよな
KP(ミナカミ)
とりあえず報酬やっていきますねー
咲良 結(あめこ)
はあい…!!
根住 忠一(二十日)
あいあい!