星月夜の水隠れ (2016/08/18 - 2016/08/23)

SCENARIO INFO

Writer/蟹(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/蟹
PC1/提子 知成(ササニシキ)
PC2/九門寺 雨乃(みちを)
PC3/堤 衛(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-22日目2日目-23日目3日目-23日目-33日目-43日目-53日目-63日目-73日目-83日目-93日目-104日目アフタープレイ

導入

昔々 まだ人の手に十分な明かりがなかった頃――
日の光あらば 生命を脅かす魔性のものどもを退けることは容易かった
しかし 光が失われてしまう夜は魔性のものが多くはびこり 小さき命も大きな命もたいへん恐怖した
憂う命たちが日の光へ願うと 太陽神様が願いに答え 夜を照らすため 月神様と星神様を生み出された
月神様と星神様が明るく照らすようになり 暗い夜も命たちが恐怖することは少なくなった

お二方は太陽神様が休まれる間 空を照らし闇の深まりをとどめ 魔の者たちを退けたという
ともに静かな夜を照らし ともに眠りにつくものたちを見守る
気づけば月神様と星神様は 恋仲になっておられた
育まれた思いは より優しき光となって命たちへ降りそそいだ
だが それをよく思わないものがいた……

月神様と星神様の間柄に 不満を覚えたのは生命の流れを司る水神様であった
水神様は水面に映る美しい月神様が好きだったのだ
時には弦を引く妖艶な下弦に 時には相対するような半月に 時にはまあるい満月に
自身に美しく映る月神様を独り占めしたい水神様にとって 星神様は邪魔者に思えた

ひとときの夜の逢瀬を邪魔するのは いつも月神様と同じ時を歩む星神様
太陽神様がお出になる頃には仲良くお隠れされる
月神様に強く強く恋い焦がれる水神様にとっては それすら許せぬ行いに思えた
「わたしは そちらへは いけないのに」
「ああ うらめしい うらめしい」

水神様はたいそう嫉妬し ついには潤いと恵みをもたらす水源を絶ってしまわれた
代わりに溢れてきた沼は 嫉妬の怨念と淀みにまみれ 魔の者を蔓延らせる根元になってしまった
いくら月神様と星神様が照らせども 光は届かず闇が深まっていく
淀みの沼は瘴気を吹き出しはじめ あたり一体の命を奪うほど
そして水神様はケガレをため込み 魔を生み出す悪神へと転化してしまった

水神様が穢れ神になったことで 闇は深まり増すばかり
対して恵みを失った生命の息吹は みるみる弱々しくなっていく
霞みゆく命の灯火たちを見つめ 慈悲深い月神様と星神様は悲しみ憂い ある決断をされた

月神様と星神様は沼地へ向かい 穢れ神へある提案をされた
「水神よ お前は月神様がほしいのだろう?」
「ならば この月神 あなたへ身を捧げましょう」
「でしたら その御身をこの沼へお沈めください」
「沼は我が体も同然 これでわたしと月影様は ひとつとなりましょう」

「いいでしょう ですが条件があります」
「わたし星神も 月影様とともに身を捧げよう」
「それは困る 貴様なぞを取り込むならば この身を恋慕で焦がし切るほうが 幾分かよいというもの」
「受け入れてくださらぬのであれば 先ほどの話はなかったことにしましょう」
迷いに迷った穢れ神であったが――

月神様を強く求める思いが勝り 穢れ神はしぶしぶと了承した
不服であろうと 恋い焦がれた月神様を手中に納め 穢れ神はひとり喜んだ
「ああ! なんと嬉しきことだろう!」
一方 月神様と星神様が居なくなられたことで 夜は再び魔の者が蔓延るようになってしまった

水神は沼に月神様だけを残し 星神様はさっさと消してしまおうとした
ところが 月神様と星神様を取り込んだ穢れ神は 突然ひどく悲しい気持ちに満たされた
心が張り裂けてしまいそうな 満たされては強く打たれる悲しみ
穢れ神は大粒の涙を流し始めた
あふれ止まらぬ涙は 最初こそ淀みを含んでいたが やがてきらめき光る涙に変わっていった

月神様を手に入れ 嫉妬の念が薄まったことで 水神様は涙からケガレを吐き出しはじめたのだ
ついには水神様は本来の姿に戻り あふれた涙は潤いと生命の息吹を蘇らせる輝く泉となった
しかし ケガレが消えれども 元の姿に戻れども 水神様の涙は止まらなかった

何故いつまでも 涙が止まらないのか
どうしてこんなにも 胸が張り裂けるほど悲しいのか
困り果てた水神様は太陽神様に伺った
「水神よ それはおまえの中にいる 月神と星神の悲しみだ」
太陽神様の答えに水神様は驚き 自身の中を覗き見た
水神様の中では 涙を流し続ける 月神様と星神様の姿があった

すべてを切り裂き 溢れさせる耐え難い悲しみは
月神様と星神様によるものだと 水神様は気づかされた
そして この悲しみに勝る想いは 自分にないと知ってしまった
月神様と星神様の思いの強さに 水神様は負けを認めたのだ
水神様は己の中から月神様と星神様を解放し 夜空へ還された
夜を再び光が照らすようになり 水神様もケガレを吐き出すことはなくなった

それでも時折 月神様が恋しくなった水神様は ほんの少し お話をするだけで良いからと
月神様と星神様の両方にお願いをするのだそうだ
そんな夜は 星神様は仕方なく天に残られ 月神様はお話しにお出かけになる
そして水神様は厄介者にされぬよう 泉の光で手助けするそうだ
こうして泉に映る夜空が いっそう輝いて見える夜は
泉の中で守り神がお話をしていると 伝えられるようになったのだった

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              CoC「星月夜の水隠れ」
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KP(蟹)
急な傾斜道に舗装も少ない山間の道を、前後左右に揺られながらやってきた探索者一行。
KP(蟹)
中には車酔いしてしまった探索者もいるかもしれない。そんな長い山道を一台の車が走る。
NPC(蟹)
「――といったお話でした!」
KP(蟹)
やや緊張の糸が解けたように話を締めくくったのは、車の運転手こと、水夜光村への案内人「瓢実里(ひさご みのり)」だ。
瓢 実里(蟹)
「これがあたしが聞いた村に伝わる昔話。」
瓢 実里(蟹)
「今じゃ口伝だけで知ってる人も少ないんだけどね。道中の気晴らしにはいいかなって」
瓢 実里(蟹)
どことなく照れくさそうにしているあたり、話しの練習をしたんでしょう。感想が欲しそうです。
+  一方雑談窓では
KP(蟹)
~プロローグ~
(上記昔話の動画URL)
(まずこちらをご覧ください。6分ほどお時間を頂きます)
KP(蟹)
見終わったら教えてくださいな。
提子 知成(ササニシキ)
全力すぎる(動画を開きながら)
九門寺 雨乃(みちを)
動画見てたらいきなりブラウザが落ちる仕打ち…
KP(蟹)
重かったかな? 文面だけ見れるよう、ファイル渡しますので後でも大丈夫ですよ。
堤 衛(ミナカミ)
見終わりました。蟹さんが全力投球過ぎてもう! もう!!
提子 知成(ササニシキ)
見終わりました( 'ω' و(و "
提子 知成(ササニシキ)
最初から飛ばしよる。さすがです
KP(蟹)
大神のプロローグリスペクトです!!
堤 衛(ミナカミ)
流石演出廃だぜ……ゴクリ
提子 知成(ササニシキ)
ハニャハニャ音が聞こえてくるような気すらした
提子 知成(ササニシキ)
みのりちゃん!
九門寺 雨乃(みちを)
こういう風に繋がるのかぁぁぁ映画かな!?
KP(蟹)
一回こういうつなぎやってみたかったんだよ!!
提子 知成(ササニシキ)
イイネイイネ昔話導入……!!
提子 知成(ササニシキ)
「実に興味深い話だった」とふむふむ頷いているのが知成ですな。
堤 衛(ミナカミ)
「へー。ロマンチックじゃん。俺、そういうのも好きだな……あいや、好きです」 と言ってから周りの面々を見比べる。
KP(蟹)
そうそう、皆さんの自己紹介は車に乗る前に終わってる体で行こうと考えています。お互いに名前呼び合って大丈夫ですよ。
九門寺 雨乃(みちを)
「教育的~! 村に伝わるお話っていうとこがよりファンタジーチックで素敵かも」」
堤 衛(ミナカミ)
「……皆、同い年くらいに見えるしタメ口でもいいですか? なんか敬語ってあんま慣れなくて」
九門寺 雨乃(みちを)
「厳密にはどうかな。二人とも、いくつ?」 助手席にいそうなイメージ。男性陣二人を振り返りたいな
NPC(蟹)
「あたしは22歳で雨乃ちゃんも同い年だよね。」運転しながら会話に混ざる
堤 衛(ミナカミ)
「俺は23~」
提子 知成(ササニシキ)
「僕も23。ああ、本当だ。皆歳が近いようだな」
九門寺 雨乃(みちを)
「ひとつ先輩だ~。まぁ大体似たようなもんか」
瓢 実里(蟹)
「20歳超えると1歳差って分からなくなるもんね~」
堤 衛(ミナカミ)
「1歳くらい誤差誤差!」
提子 知成(ササニシキ)
同意するような感じで静かに頷いてます。
九門寺 雨乃(みちを)
「20越えたらあとは滑り落ちるだけだものね。あとはスピードの差……」 うんうんと神妙に。
瓢 実里(蟹)
「雨乃ちゃんヤメテ!!22歳までは確か女子認定なんだから!!」
九門寺 雨乃(みちを)
「もう終わるじゃん私ら……」 笑いつつつっこみつつ。
瓢 実里(蟹)
「ぐあ!?耳をふさぎたいけど塞げない~~」運転しながら笑ってます
瓢 実里(蟹)
「雨乃ちゃんは私が誘ったから来てくれたけど、知成さんと衛さんはどんなご用事なんですか?」
堤 衛(ミナカミ)
「俺は強化合宿に丁度いいかなって思って。その下見。ゴルフ場はないけど体力作りとか良いリフレッシュになりそうじゃん」
瓢 実里(蟹)
「ほうほう衛さんはゴルフやってるんですね。体力ありそうだー!」
提子 知成(ササニシキ)
「僕は母の頼みで。こちらで作られる酒が美味という噂を聞いて、買ってきて欲しいと」
堤 衛(ミナカミ)
「あ~酒も美味いって聞いた聞いた!」 と相槌を打ってから知成君をまじまじと見ます。 「……にしても……」
堤 衛(ミナカミ)
「……マジで男なのかぁ……」
瓢 実里(蟹)
「お酒って言うと【龍の涙】のことですね。あれスッッッッゴイ!!美味しいんですけど……めっちゃ高いんですよ……」
九門寺 雨乃(みちを)
「なるほど、修行とおつかい。堤くん名前の漢字はどのまもる?」 とかスマホでググろうとしたり
提子 知成(ササニシキ)
「龍の涙…そうか、そういう名前なのか。まあ、値は張るだろうとは思っていた」と少し苦笑い。
提子 知成(ササニシキ)
堤さんには「そうだが」とすごい普通の調子で返してる。
堤 衛(ミナカミ)
「えーっと、まもるの漢字はこう、ぐしゃーっとわしゃーっとややこしいようでややこしくない感じの」
堤 衛(ミナカミ)
「女装してる奴はもーちょっと女の子っぽく振る舞うもんだと思ってたけど、すげぇ素だし……」
NPC(蟹)
シークレットダイス
KP(蟹)
s1D100<=60 知識
Cthulhu : (1D100<=60) → 84 → 失敗
KP(蟹)
間違えるし失敗するし
KP(蟹)
じゃあ【龍の涙】については、実里からは「名前の由来は、神様が流した涙で湧いた泉の水を使用して作られていることからだったかな。」って程度のことしか聞けなかったです。会話に挟んだんだろう
九門寺 雨乃(みちを)
「なるほどわからん」 うまくググれなくて諦めてる。 「あれだね、女子系男子も珍しくない時代ですよ堤くん」
堤 衛(ミナカミ)
「時代の変化が激しすぎてついていけません……」
提子 知成(ササニシキ)
「生まれた頃からこうだったものだから、よくわからない」と言いながら軽く服を見たりしてる。そして軽く首を傾げてる。
九門寺 雨乃(みちを)
「どんな環境なのそれ」 まったりつっこみ。
KP(蟹)
(お知らせ:特に実里に聞くことも無ければ、頃合いを見て現地到着させますね。)
堤 衛(ミナカミ)
「えーっと、そんで九門寺さんと瓢さんが友達で、今回は瓢さんの故郷に遊びに行くよって感じ?」
九門寺 雨乃(みちを)
「まぁカワイイは正義ってことで、ともちゃんはそれでいいと思うよ」 まったり。
九門寺 雨乃(みちを)
堤さんには 「そそ。大学の時から仲で。仕事つらいから実里のとこに逃げるところ」 とか適当なことを
瓢 実里(蟹)
「そんだけ可愛いと、なんか女子として悔しさすら感じるよ……」などとぼやいておこう。
提子 知成(ササニシキ)
「ともちゃん」と呼ばれた名前を復唱してる。
瓢 実里(蟹)
「こんな辺境まで来てくれる雨乃ちゃんに、お母さん涙ちょちょぎれそう」笑いつつ
堤 衛(ミナカミ)
(あっ何となく話は振ったけど特に聞くことはこれ以上ないです)
九門寺 雨乃(みちを)
(こちらもこんなとこかな!全員名前で呼んだし!)
提子 知成(ササニシキ)
(私も特にないかな!)
KP(蟹)
了解です。では「そろそろ着きますよー」と声かけされつつ到着しましょう。
KP(蟹)
何かが出てきそうな暗く古いトンネルを抜け、大木の翠陰に苔まみれの地蔵が並ぶ道を横切る。
KP(蟹)
やっとのことで到着し、狭い車内から解放された探索者。

水夜光村

KP(蟹)
迎えたのは、酔いも直ぐに覚めてしまうほど清々しく澄み渡る空気だ。
KP(蟹)
見渡す限り稜線に囲まれ、畑と田園が広がる景色にポツポツと平屋の家が数件見える。
KP(蟹)
天つ空を遮るものはなく、今夜の夜空が楽しみになるだろう。
KP(蟹)
長い道のりをお昼前に出発した感じかな。時刻は夕刻前くらいですね。
瓢 実里(蟹)
「ここが今日の宿泊先でーす!部屋だけはいっぱいあるよ!」と村長宅こと実里のお家に案内されました。
九門寺 雨乃(みちを)
「う~~~ん」 って伸びをしますね。 「自然!!」
堤 衛(ミナカミ)
「おー……ザ・古き良き田舎……」
提子 知成(ササニシキ)
車から出たらまず、やたら綺麗な伸びをしてる。一息ついたら実里ちゃんについてこう。
堤 衛(ミナカミ)
「お世話になります! お邪魔します!」 案内されるよ!
九門寺 雨乃(みちを)
「実里の実家~! お邪魔しまーす」 てくてく案内されよう
提子 知成(ササニシキ)
「お邪魔致します」 案内されますます
瓢 実里(蟹)
「今日もいい星空が見れそうだし、折角だから荷物置いたら、秘密の場所に案内しちゃおうかな。いいとこあるんですよお客さーん」
堤 衛(ミナカミ)
「へー秘密の場所! ぜひぜひ! あ、あとこれ親御さんに」 と出発前に買った手土産を渡しておこう。なんか程よい値段のお菓子だ。
九門寺 雨乃(みちを)
「秘密の場所だって! いきなりいけない響ききたよ」 堤さんになぜか小声で
瓢 実里(蟹)
「わあわあ!これはご丁寧に」しずしずと受け取ります。
堤 衛(ミナカミ)
「い、いいい、いけないとかそんな……ッ!!」
瓢 実里(蟹)
「途中で話したあの昔話に縁があって、あとお酒の名前の由来にもなってる場所なんだよ。」
提子 知成(ササニシキ)
「それは楽しみだな」と言ってからお酒の話題に反応。「神の流した涙で湧いた泉……秘密の場所というのは泉なのか?」と
瓢 実里(蟹)
「衛さんがなんか初々しい……!雨乃ちゃんもっと言っちゃえ」茶化す
瓢 実里(蟹)
「神庭の泉(かむにわのいずみ)って場所で――」言いつつ説明しますね
堤 衛(ミナカミ)
「かむにわのいずみ」 平静を取り戻しつつ説明を聞く。
▼神庭の泉
星空を見るのであればと、隠れた絶景ポイント「神庭(かむにわ)の泉」を教えてくれる。
件の場所は村の神社、「柱子守(はしらごのもり)神社」の裏手にある竹林の更に奥にある。
そこには美しい湧き水溢れる泉があり、夜には水面へ夜空が映りこみ星の海になるという。
特に新月の夜にその水面を見ると、何故か満月が映っており、夜空の星は一層に光り瞬くそうだ。
数多の星と泉にだけ存在する月。それをみたものは悲しみの中でも幸が訪れると言われている。
また、地酒【龍の涙】の水もこの泉から汲んで使用されている。
九門寺 雨乃(みちを)
「別に試したつもりはなかったけど思ったより初心でした堤くん」 コメントしつつ説明を聞いていくぞ
堤 衛(ミナカミ)
「初心とか言うなァ!!」
瓢 実里(蟹)
「私は新月の月はまだ見れたことがないけど、有力筋から仕入れた情報だから間違いないよ!」自信あり気です
九門寺 雨乃(みちを)
「へ~。水面のくだりは確かになんかオカルトっぽいけど、そういうの目当てに行ってみるのも楽しいかもね。なんか、こう、ジュブナイルものみたいな」
提子 知成(ササニシキ)
「なるほど……それは確かに『秘密の場所』だな。あまり大々的に宣伝するのも惜しいような場所、というか」
九門寺 雨乃(みちを)
「秘境ね秘境。そこ遠いの?」
瓢 実里(蟹)
「場所は「柱子守(はしらごのもり)神社」の奥にあって、そんなに遠くはないですよ。」
瓢 実里(蟹)
「家は近い方だし、神社の奥といっても山登りするような距離でもないですからね」
九門寺 雨乃(みちを)
「そっか。崖を越えた先とかちょっとくらい険しくてもよかったけど、お手軽ならそれはそれでいっか」
堤 衛(ミナカミ)
「へー。それくらいなら気軽に見に行けていいな」
KP(蟹)
実里は皆さんの準備ができたなら出発したそうに玄関で待ってますね。
堤 衛(ミナカミ)
ショルダーバッグひっかけて玄関に行きますよ。準備はバッチリだ。
+  一方雑談窓では
KP(蟹)
お風呂案内される時に雨乃ちゃんと一緒に案内される知成君いそう
堤 衛(ミナカミ)
案内されてたら思わずそのまま見送っちゃう
九門寺 雨乃(みちを)
一緒に入るの?
提子 知成(ササニシキ)
入らないよ…男湯だよ…
九門寺 雨乃(みちを)
であればその後、堤さんに「ご一緒どうだった?」って感想聞いた方がいい?
提子 知成(ササニシキ)
どこまでも堤さんをいじるウノちゃんのスタイル好き
堤 衛(ミナカミ)
「……ガチでモノホンの男だった……」 と若干しょんぼりしたテンションで答えたらいいかな
九門寺 雨乃(みちを)
「逆に考えるんだ『男でもいいさ』って」
提子 知成(ササニシキ)
「良くはないと僕は思う」
堤 衛(ミナカミ)
「そうか……いやよくねーから!!!!!」
提子 知成(ササニシキ)
メイン窓だったら侮蔑差分が出るところだった
堤 衛(ミナカミ)
侮蔑差分あるんですか!
提子 知成(ササニシキ)
ある。
堤 衛(ミナカミ)
やった。楽しみにしよ。
九門寺 雨乃(みちを)
侮蔑なんてあるのww
九門寺 雨乃(みちを)
「実里ィ!出発したそうに待ってるのは私の仕事ォ!」 なんかこう学生っぽさの残るノリで突撃していこう。どーんと接触していこう。
提子 知成(ササニシキ)
大きい荷物は置いて、玄関にゴーですね。
瓢 実里(蟹)
「ハハハ!役を奪われるとは雨乃ちゃんもまだまだ甘いのう!」謎の学生テンション
九門寺 雨乃(みちを)
あ、荷物はお泊りセットだけおいてくかな。装備品類は持ってます
提子 知成(ササニシキ)
携帯形態と財布、あと刀in竹刀袋は持ってるかな…警戒してるとかじゃないんだ。いつも持ってるんだ。
KP(蟹)
あれかな、眼鏡みたいなものなのかな知成君にとっての日本刀は
提子 知成(ササニシキ)
無いと全然ダメ~ってわけでもないけど持ってないと落ち着かないやつです多分。
KP(蟹)
持ち物了解しました
KP(蟹)
ノリよくご一緒してくれる皆に感謝しつつ神社へ向かいましょう
KP(蟹)
ところがさてさて、神社の前に来た所で
KP(蟹)
村人のおばあちゃんが一人おります
KP(蟹)
実里は普通に挨拶しますね。
KP(蟹)
軽い世間話をしたかと思うと
KP(蟹)
「しかしこんな遅くに珍しいね」とおばあちゃん
KP(蟹)
「やだなあ、まだ6時じゃない」と返す実里
KP(蟹)
「? もう7時だよ?」と更に返され
KP(蟹)
実里は時計を見て固まってます
KP(蟹)
なんか腕時計をぶんぶんして二度見してますね
九門寺 雨乃(みちを)
「どした?」
瓢 実里(蟹)
「時計 壊れてた」硬直してます
堤 衛(ミナカミ)
「マジか」 自分の時計を確認してみます。
KP(蟹)
時刻は7時ですが、実里の時計は6時で止まってるようです。
瓢 実里(蟹)
「ごめん! ごめんみんな!!」
提子 知成(ササニシキ)
携帯は持ってるからそっちで時間確認してるかなあ知成も。「まあ壊れてしまったものは仕方がない」
九門寺 雨乃(みちを)
携帯見よう。7時か。「ごめんとは」
瓢 実里(蟹)
「あの その 余裕あると思ったら 急いで その 約束が!」
提子 知成(ササニシキ)
「7時ではないと何か都合の悪いことでもあるのか?」
堤 衛(ミナカミ)
「瓢さん、ちょっと落ち着いて。二、三回深呼吸して」
瓢 実里(蟹)
「ごめん!ちょっと先かけっ かえるね!!ごめんねーーー!!!」
瓢 実里(蟹)
「例の場所は神社はいった先だからーー!」と
九門寺 雨乃(みちを)
「えっ? えーーーっ!??」
NPC(蟹)
言葉だけ残して全力疾走してどこかの道へ走って行きました
堤 衛(ミナカミ)
「えーーーーー」
提子 知成(ササニシキ)
「帰った」走る後ろ姿を呆然と見守るのでしょう…
九門寺 雨乃(みちを)
「ちょっと実里ー! ……行っちゃった」
KP(蟹)
相当急いでいたのか、夕日に姿は溶け込み実里は見えなくなりました。
九門寺 雨乃(みちを)
「あんなに素早い実里を見ることはなかなかない」
堤 衛(ミナカミ)
「……よっぽど大事な用事なんだな」
提子 知成(ササニシキ)
「何の約束をしていたのだろうか」
KP(蟹)
ご都合主義ですが進んで頂くことになります。
九門寺 雨乃(みちを)
「私は何も聞いてないかなぁ……ま、いいや」
堤 衛(ミナカミ)
「まあ……神社入った先って言ってたし、いっちょ行ってみるか」
KP(蟹)
雨乃ちゃんは帰ったら何かお礼を求めればいいと思うよ
提子 知成(ササニシキ)
「……もう7時ならば、このままゆっくりしていても暗くなるだけ。慣れない道を暗い中歩くのは危険だろうし…行くならば行こうか」
九門寺 雨乃(みちを)
そうしよう。 「実里はあとでとっちめておくし。何かさせたいことがあれば今のうちに言ってくれたらいいよ。努力するから」 行く流れに乗りつつ
KP(蟹)
皆さん協力的でKP嬉しい
KP(蟹)
では鳥居をくぐって神社へ入っていきましょう

柱子守神社

KP(蟹)
神社自体はこじんまりしているものの、敷地は広く荒れた様子は一切なく整備されている。
KP(蟹)
灯籠が灯り、仄暗くもやわらかい光が周囲を照らしている。
KP(蟹)
一応ここで、目星や聞き耳もできます。
堤 衛(ミナカミ)
おお……じゃあ目星やってみます
九門寺 雨乃(みちを)
ほう。ではこちらも目星をやりましょう
KP(蟹)
任意のものでどうぞー
堤 衛(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 46 → 成功
九門寺 雨乃(みちを)
ccb<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 43 → 成功
提子 知成(ササニシキ)
目星成功したからこっちは聞き耳やってみよう 低いけど
提子 知成(ササニシキ)
ccb<=35 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=35) → 86 → 失敗
提子 知成(ササニシキ)
出目が高い。
KP(蟹)
タイツにムシでもくっついたかな?
堤 衛(ミナカミ)
いつものニシキさん感がある
九門寺 雨乃(みちを)
ムシさん何もしてない
KP(蟹)
目星に成功した二人は、<様々な鳥たちの鳴き声が聞こえ、木がざわめいている気がする。>
KP(蟹)
あと神社は鍵はあれど外れかけてるのが分かったのかもね。目星二人もしたし。
堤 衛(ミナカミ)
「いやあ、自然豊かな森の中の神社って感じだ」 木がざわめいている方を見たりしてる。
九門寺 雨乃(みちを)
ほうほう。 「これぞ田舎って感じ。いいとこ来たな~」 ざわざわな周囲を見回して。 「しかし小奇麗にしてる割には……ちょっと不用心かも」
堤 衛(ミナカミ)
「ほんとだ。あとで瓢さんに話して神社の管理人さんに連絡してもらうか」 外れかけてる鍵を見て
提子 知成(ササニシキ)
「綺麗だな」と灯籠の灯りを見たりしながら周囲をくるっと見回す。知成は何も気付いていない。
KP(蟹)
何もせず進んでもいいし、調べたければ調べても構いませんよ。
九門寺 雨乃(みちを)
そう言われると調べたくなりますね。鍵の外れかけてるところを調べてみたいです。外れちゃうかな
KP(蟹)
鍵は外れかけており、少し揺らせば簡単に開いてしまいました。
KP(蟹)
覗いてみると中は暗くよく見えない。
KP(蟹)
目を凝らすと掛け軸と、何かを乗せるらしき台座がある。
KP(蟹)
外から覗くだけならこの程度かな
九門寺 雨乃(みちを)
「あらら」 鍵は落っこちてしまった。懐中電灯で中を照らせませんか?
KP(蟹)
照らしてみますと……
KP(蟹)
台座といっても座布団のようなものだと分かります、中央に2箇所のくぼみがありますね。
KP(蟹)
あと掛け軸にはシンプルな水墨画が描かれていますね。
KP(蟹)
そんなに広い社内ではないから、照らせば見えるかな。
提子 知成(ササニシキ)
「何をしているんだ」とウノちゃんの方に気付いてそっちの方行くかな。ついでに周囲に人影が無いかさりげなく確認。
KP(蟹)
人影はありませんが
KP(蟹)
周囲を警戒したなら、やっぱり鳥たちが騒がしげな気がしました。
九門寺 雨乃(みちを)
「すみませーん。って、人がいる感じじゃないねやっぱり」 では水墨画を照らしてみましょう。
<下部に水面揺らめく泉、中央に大きな満月と沢山の星々、上部に収まりきらないほどの日輪の絵だ。>
九門寺 雨乃(みちを)
「鍵外れちゃって」 と知成くんには。
KP(蟹)
いたってシンプルです。
KP(蟹)
夏とはいえ、大分日が陰ってきました。
堤 衛(ミナカミ)
「荒らすなよー」 と言いつつちょっと不安げに辺りをきょろきょろしてる。
九門寺 雨乃(みちを)
「あの水墨画、ほら。実里のお話の絡みかな」 同意を求めたりしていたら日がだいぶ傾いている…
提子 知成(ササニシキ)
「月と星、それに泉か。確かに」と同意。「ここに長居しすぎると、目的地に着く頃には真っ暗になりそうだ」
九門寺 雨乃(みちを)
「ね?」 同意されて。 「そっか。じゃ、とりあえず急いで行くとしますか」
KP(蟹)
先へ進もうと神社の裏手へ回ると、まっすぐ伸びる道を見つけました。
KP(蟹)
泉へ繋がる道のようです
堤 衛(ミナカミ)
「お、この道っぽいな」
提子 知成(ササニシキ)
堤さんに頷く。暗くなってきているだろうし、なんとなく警戒しながらも進もうかな。
九門寺 雨乃(みちを)
「よし、じゃあレッツゴってことで! 暗くなるけど、堤くんトモちゃんにアレなこととかしないように」
堤 衛(ミナカミ)
「しねーよ!!」
九門寺 雨乃(みちを)
「はい!ごめんね!」
KP(蟹)
石畳の両脇は高々と天へ伸びている竹林が壁にように茂っている。
KP(蟹)
空を仰げば背の高い竹林によって星空の一本道ができあがり、行く先には月がでている。
KP(蟹)
まるでどこか別の世界へ誘われてしまいそうな神秘的な道だ。
KP(蟹)
ところが……
KP(蟹)
道を歩いていると、
KP(蟹)
choice[雨乃,衛,知成]
Cthulhu : (CHOICE[雨乃,衛,知成]) → 知成
KP(蟹)
知成は<視線を感じた>
KP(蟹)
何かしますか?
提子 知成(ササニシキ)
「……?」視線を感じた方向を見ます。何かあります?
KP(蟹)
あたりを見回せどあるのは竹林のみでなにもいない。
KP(蟹)
 先の見えない暗闇に身を潜ませた獣だろうか?
KP(蟹)
 ところが獣らしい音も気配もしない。
KP(蟹)
 誰も何もいないというのに、視線は近づいているような気がした。
KP(蟹)
目星行えます
提子 知成(ササニシキ)
やります
提子 知成(ササニシキ)
ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 29 → 成功
KP(蟹)
<竹林の奥で動物が通り過ぎた>のを目撃しました。
KP(蟹)
のですが、黒過ぎてなんの動物かは判別できませんでした。
提子 知成(ササニシキ)
「……今何かが……動物……?」とポツリと呟いてる。(視線の主か…?)
KP(蟹)
さてさて、知成君は警戒しつつ、うのまもはワイワイしつつ