白夜の歌 (2017/11/04 - 2017/12/02)

SCENARIO INFO

Writer/朔(シナリオ集「白蝕」収録)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/マテ
PC1/月嶋 旭(のぎ)
PC2/四ツ谷 柳一(ミナカミ)
PC3/東森 和沙(柳ゆらん)
PC4/シャーロット・レベッカ・ラッジ(わたのはらすすむ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-22日目-33日目3日目-23日目-33日目-43日目-54日目4日目-24日目-35日目5日目-2後日談・アフタープレイ

大型の白い巨人戦/Round1

KP(マテ)
さて、続きを開始していきます。
KP(マテ)
現在の状況ですが…突如現れた大型の白い巨人がシンに向かって足を振り下ろそうとしている場面です。
KP(マテ)
みなさんには、これからシンを救出すべく動いていただきたいのですが—
KP(マテ)
もう一度、どのような行動がとれるか説明をしますね!
◆状況確認
あなたたちとシンには多少距離がある。
巨人は今まさに、シンへと足を振り下ろそうとしている。

ここでは、シンを助けるために様々なアクションを取ることが可能です。
判定<乗馬>でオルフェを操る、判定<跳躍>で飛び込んでシンを攫うこともできます。
武道による攻撃の組合せや武器による攻撃は巨人の足をあわよくば破壊できるかもしれません。
投擲で物を投げたり、何かの技能や大声を出して注意を引くことも可能でしょう。
囮になるのであれば…<いいくるめ>も有効かもしれません。
あなたたちの持つ技能を駆使し、この状況を打破してください!
KP(マテ)
基本処理はDEX順になりますが、作戦等で例外も認めます。
KP(マテ)
尚、現在皆さんには腹痛補正-15%があることもお忘れずに。
KP(マテ)
さらに、四ツ谷さんは発狂中ですね。
シャーロット(わたのはら)
デレデレデレレン
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
絶賛盲目中ですね。
KP(マテ)
さて、どう状況を打開するか考えてください!大喜利です!
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
>>>大喜利<<<
月嶋 旭(のぎ)
大喜利言われとる
東森 和沙(柳ゆらん)
大喜利
KP(マテ)
行動順は四ツ谷さんからになるのですが、ムスカ状態ですね。
シャーロット(わたのはら)
DEX順に挙手とな
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
一番はシャーロットさんでないかな
KP(マテ)
あ、DEXお揃いの方が多い。
KP(マテ)
じゃあここで1d100を振って、低い方から行動にしましょう。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
シャーロットちゃん>東森さん・四ツ谷>月嶋さん かなと
KP(マテ)
そうなると、シャーロットさん以外の3名は待機扱いになりますがよろしいですか?
KP(マテ)
(DEX順処理になるので)
シャーロット(わたのはら)
一緒に行動するとなるとシャーロットがほかの二人を待つってことになるんです?
月嶋 旭(のぎ)
旭はどのみち最後かなと…(待機了承しました)
シャーロット(わたのはら)
どのみちシャーロット一人で乗馬使うことになるとは思うんですが!
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
DEX順に行動するので、さっき上げた順に行動していって、四ツ谷と東森さんはd100でさらに順番決めるのかと
KP(マテ)
あ、そうです。説明足りなかった!
KP(マテ)
行動しない場合はその場で待機になります。
シャーロット(わたのはら)
ウッスッス!
シャーロット(わたのはら)
では乗馬でオルフェを駆って、呆然としてるシンを助けます。
シャーロット(わたのはら)
(希望)
KP(マテ)
シャーロットさんの行動、了解です。
KP(マテ)
他の方はどうしますか?
東森 和沙(柳ゆらん)
ダメもとで攻撃しようかなぁ
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
宣言自体はこの場でやって、処理はDEX順にやってくってことですか?
シャーロット(わたのはら)
振ってから決めるのはだめ?
KP(マテ)
そんな感じで大丈夫です。>処理
KP(マテ)
振ってからはダメです(乂'ω')
シャーロット(わたのはら)
イヤ~ン
月嶋 旭(のぎ)
呆然として反応が遅れますが(他の方の行動後に)大声出して注意を引きたいです
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
ドラクエみたいな感じだ。先にコマンド決める奴だ。
KP(マテ)
お、いいですね。了解です。
KP(マテ)
すみません、同値の方の順番だけ決めたいので皆さん1d100を振ってもらってもいいですか?
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
1d100 順番決め
Cthulhu : (1D100) → 78
東森 和沙(柳ゆらん)
1d100 順番
Cthulhu : (1D100) → 23
KP(マテ)
シャーロットさんと月嶋さんも同値なので1d100をどうぞ
シャーロット(わたのはら)
1d100
Cthulhu : (1D100) → 88
月嶋 旭(のぎ)
1d100
Cthulhu : (1D100) → 48
KP(マテ)
ありがとうございます。
KP(マテ)
DEX順は東森さん→四ツ谷さん→月嶋さん→シャーロットさんになります。
KP(マテ)
何も行動しない場合は待機扱いになります。
KP(マテ)
東森さんから行動をどうぞ。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
ん、DEX高い順ならシャーロットさん一番では?
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
DEX16
KP(マテ)
ん!?
シャーロット(わたのはら)
ンン!?
KP(マテ)
おっと!すみません!
シャーロット(わたのはら)
DEX16ですね!
KP(マテ)
DEX間違えてました!申し訳ないです!
シャーロット(わたのはら)
敵とかシンとDEX同値かと思ったwww
KP(マテ)
失礼いたしました。
KP(マテ)
では行動順を改めましてシャーロットさん→東森さん→四ツ谷さん→月嶋さんですね。
シャーロット(わたのはら)
では乗馬ふりふりしま~す!
KP(マテ)
はい、乗馬をどうぞ
シャーロット(わたのはら)
あっちゃうか、行動宣言からか
シャーロット(わたのはら)
アッ振ります!!
シャーロット(わたのはら)
CCB<=80 乗馬
Cthulhu : (1D100<=80) → 37 → 成功
KP(マテ)
お見事。
KP(マテ)
(あっ腹痛補正…!でも成功なのでOKです)
シャーロット(わたのはら)
「オルフェ!シンちゃんがピンチでス!助けるデス!」
シャーロット(わたのはら)
>>アッスミマセン<<
シン(マテ)
「……!」
KP(マテ)
シャーロットさんはオルフェにまたがり、シンのもとへと駆ける。
KP(マテ)
巨人が足を振り下ろし、シンに直撃する——
KP(マテ)
瞬間、
KP(マテ)
オルフェから身を乗り出し、シンを抱え上げ、そのまま走る。
KP(マテ)
シャーロットさんとシンはその場から離脱する。
KP(マテ)
しかし、振り下ろされた巨人の足が、
シャーロット(わたのはら)
(白い巨人の足の下から、砂塵とともに鼻息の荒いオルフェとそれにまたがった女の子が二人)
KP(マテ)
その場に咲いていた赤い花を無残に踏みつぶした。
シン(マテ)
「——あっ…」
KP(マテ)
シンが小さく声を洩らし、その顔が悲しそうに歪むのを皆さんは見る。
KP(マテ)
今ならオルフェに乗って逃走することが可能でしょう。
KP(マテ)
巨人は足の下にシンがいないことがわかると——
KP(マテ)
そのまま、ぐりんを顔をあなたたちのほうに向ける。
KP(マテ)
そして、砂をまき散らしながら、あなたたちの方へと身体を向けた。
シン(マテ)
「みん、な、にげ、て!」
KP(マテ)
シャーロットさんに抱え上げられたまま、腕の中のシンが我に返って叫ぶ。
KP(マテ)
さて、四ツ谷さんは現在目が見えない状況ですが、
KP(マテ)
東森さん、精神分析をどうぞ
東森 和沙(柳ゆらん)
ハイナー振ります
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「あ……化け物、化け物……! 来るな、なんで、僕、ばかり……! こんな、こん、な、……嘘だ……」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
目の前で起こる非現実的な現実を直視することができません。固く目を閉じて両腕で自分を抱くようにして立ち尽くします。(気持ちばかりの発狂RP)
東森 和沙(柳ゆらん)
CCB<=81 精神分析
Cthulhu : (1D100<=81) → 100 → 致命的失敗
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
先生ーーーーーー!?
KP(マテ)
せんせいーーーー!??!?
東森 和沙(柳ゆらん)
精神科医ーーーーーーーーーーーー
月嶋 旭(のぎ)
せんせーーーーー!!!
+  即時成長ロール
東森 和沙(柳ゆらん)
CCB<=81 精神分析
Cthulhu : (1D100<=81) → 10 → スペシャル
東森 和沙(柳ゆらん)
(´・ω・`)
KP(マテ)
100FBなので1d10ですね
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
100FBなら技能ロールなし成長じゃないかな
東森 和沙(柳ゆらん)
ぁぁそうだった(年寄り
東森 和沙(柳ゆらん)
1d10 成長
Cthulhu : (1D10) → 9
東森 和沙(柳ゆらん)
81→90
KP(マテ)
スーパードクター東森は、非現実な状況のためか
KP(マテ)
いつも患者にするように適切な処置ができなかった。
シャーロット(わたのはら)
シャーロットの行動は全員の終わってからですよね…(大の字)
KP(マテ)
そして、こちらに向かってくる白い巨人の全貌をありありと見、戦慄してしまう。
KP(マテ)
SANC(1/1D3)
東森 和沙(柳ゆらん)
CCB<=88 SAN
Cthulhu : (1D100<=88) → 90 → 失敗
東森 和沙(柳ゆらん)
1d3 減少
Cthulhu : (1D3) → 1
KP(マテ)
シャーロットさんはそうですね…現在シンを抱えて離脱準備中ですので。
東森 和沙(柳ゆらん)
88→87
KP(マテ)
四ツ谷さん、東森さんはその場に立ち尽くしてしまいますね。
東森 和沙(柳ゆらん)
「ーーーーーッ」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
(ノノ)
オルフェ(マテ)
シークレットダイス
オルフェ(マテ)
シークレットダイス
KP(マテ)
立ち尽くすあなた達に向かってくる白い巨人に向かって、
KP(マテ)
突如、あなたたちの乗ってきたオルフェが頭突きを入れた。
KP(マテ)
白い巨人は衝撃に耐えられず、バランスを崩して派手な音を立て、転倒する。
シン(マテ)
「…み、んな…は、やく…!」
KP(マテ)
そのままオルフェはそれぞれがあなたちのもとへと駆け、首を下げ、乗るように促す。
KP(マテ)
白い巨人は、倒れた身体を無理やり起こしている。
KP(マテ)
なおも君たちを追う構えを見せている——。
シン(マテ)
「しゃーろっと、おねーさん、はやく…!あれ、だめ…、あれ、にげない、と…」
シャーロット(わたのはら)
「はやくオルフェに乗るデスーーーー!!」
東森 和沙(柳ゆらん)
じゃあハッとして「四ッ谷くん!君も乗るんだ!」と叫びつつ自分も乗ります
KP(マテ)
四ツ谷さんは発狂解除で大丈夫です。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
東森さんとKPのやさしみがしみる。
月嶋 旭(のぎ)
旭も動けますか?
KP(マテ)
動けます!
シャーロット(わたのはら)
「わ、わかったデス…!(オルフェを駆って離脱しようと)」
月嶋 旭(のぎ)
ありがとうございます!(乗る)
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「逃げるって、乗るって、どこ……に……あいつらは……」 聞き覚えのあるシンの声や東森さんの声。ゆっくりと目を開けて、目の前にいたオルフェに無我夢中で乗ります。
KP(マテ)
全員がオルフェに乗る。シンはシャーロットさんに抱えられたままだ。
KP(マテ)
あなたたちはオルフェにまたがり全力で駆けだす。
シン(マテ)
「オルフェ!はしって、はやく!ぜん、りょく…!」
KP(マテ)
白い巨人は明らかにこちらを狙い、砂の上を滑るように迫ってくる。
KP(マテ)
その速度は巨体とは思えぬほど速く、オルフェを止めれば容易に追いつかれてしまうだろう。
KP(マテ)
ここで、後方から走ってきたシンのオルフェがシャーロットさんを小突く。
KP(マテ)
歯をむき出しにし、怒りあらわだ。
KP(マテ)
まるで「シンを返せ!」と言わんばかりの剣幕をあなたに向けている。
シン(マテ)
「こら、オルフェ、いけない、よ!おねーさん、ごめん、ね…」
シャーロット(わたのはら)
「ンモ~~~しっとよくない!デス!しつこいのはきらわれマス!(言いながらも抱えていたシンを並走しながら渡し」
KP(マテ)
シャーロットさんは持ち前の腕力でシンを彼女のオルフェへと乗せてやる。
KP(マテ)
シンを背にのせたオルフェはあなたたちの乗るオルフェを置いて、風のような速度で先頭を駆け抜けてゆく。
KP(マテ)
さて、みなさんはシンのオルフェについていかなくてはいけません。
KP(マテ)
<乗馬>もしくはでオルフェを上手に操れたかの判定をおこないます。
KP(マテ)
腹痛補正もありますね。-15%です。
KP(マテ)
尚、後ろからは—
KP(マテ)
白い巨人が迫っていることをお忘れずに。
KP(マテ)
覚悟ができた方からダイスをどうぞ。
シャーロット(わたのはら)
CCB<=80-15 乗馬
Cthulhu : (1D100<=80) → 26 → 成功
シャーロット(わたのはら)
アーッかっこ忘れましたスミマセン
KP(マテ)
成功扱いにしましょう!
シャーロット(わたのはら)
アザッス!!
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
ccb<=(70-15) DEX*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 12 → 成功
東森 和沙(柳ゆらん)
ccb<=(70-15) DEX*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 17 → 成功
月嶋 旭(のぎ)
ccb<=(9*5)-15 DEX*5
Cthulhu : (1D100<=45) → 41 → 成功
月嶋 旭(のぎ)
これあってますか!
KP(マテ)
月嶋さんは失敗ですね
月嶋 旭(のぎ)
ォオン
KP(マテ)
では順に処理をしていきます。
KP(マテ)
東森さん、シャーロットさん、四ツ谷さんはシンのオルフェになんとかついて行ける。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「…………!」 後ろを振り返ることはできません。オルフェの首にしがみついて、顔を押し付けて、ただただ速く走るよう指示をしていました。
KP(マテ)
しかし、月嶋さんはそれに乗り遅れてしまった。
KP(マテ)
途端、後方から迫る砂嵐に飲まれる。
KP(マテ)
灰が砂に入り込み、全身を虚脱感とも言い知れぬ絶望が襲う。
KP(マテ)
このまま飲み込まれてしまえば、自分は——
KP(マテ)
SAN-1、ダメージ-1を強制的に失います。
月嶋 旭(のぎ)
78→77
オルフェ(マテ)
シークレットダイス
KP(マテ)
月嶋さんを乗せたオルフェは足を止めず、火事場の馬鹿力というやつだろうか…速度を上げる。
月嶋 旭(のぎ)
オルフェエエエエエエエエエエエ
KP(マテ)
そして、砂嵐を突き破り、先を走る4人のもとへと追いつくことができた。
月嶋 旭(のぎ)
「っ!!」巻き込まれたものを振り向く余裕もなく必死に皆を追いかけます
KP(マテ)
あなたたちは白い巨人が背後から迫る中、白い砂の世界を必死で駆ける。
KP(マテ)
ここで皆さん、<目星>もしくは<地質学>をどうぞ!
シャーロット(わたのはら)
CCB<=61 目星
Cthulhu : (1D100<=61) → 76 → 失敗
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
ccb<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 60 → 成功
月嶋 旭(のぎ)
ccb<=55 目星
Cthulhu : (1D100<=55) → 2 → 決定的成功/スペシャル
東森 和沙(柳ゆらん)
CCB<=35 目星
Cthulhu : (1D100<=35) → 87 → 失敗
KP(マテ)
素晴らしいです!
KP(マテ)
成功者二人!
KP(マテ)
貴方たちは逃げながらクレバスの幅が狭くなったポイントを発見する。
KP(マテ)
ただ、それ以外の人たちはそれに気づいていないですね。
+  即時成長ロール
月嶋 旭(のぎ)
ccb<=55 目星
Cthulhu : (1D100<=55) → 99 → 致命的失敗
月嶋 旭(のぎ)
1d10 成長
Cthulhu : (1D10) → 3
KP(マテ)
あの
KP(マテ)
出目ェ!!
月嶋 旭(のぎ)
出目が怖い
月嶋 旭(のぎ)
目星 55→58
月嶋 旭(のぎ)
声を発して誘導できますか!
KP(マテ)
RPをしてください!
シャーロット(わたのはら)
(月島さんが嵐を飛び出したのをほんのちらりと確認してからは、ひたむきにシンのオルフェを追っている)
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……あ……」 ふと首筋に押し付けていた顔を離したら目についたのでしょう。咄嗟に指差して声を張り上げます。 「あっち! あっちから跳べる!!」
月嶋 旭(のぎ)
「あっち!!!あっち超えられそう」必死に叫びます
東森 和沙(柳ゆらん)
「跳べる!?超えられるところを見つけたのかい?!」
KP(マテ)
指さす方向に目を向けると…確かに、飛び越えられそうな幅のポイントを見つけられることができる。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「他のとこより幅が狭い!」
シャーロット(わたのはら)
「(声を聞いて)シン!!谷、超えるデス!!」
月嶋 旭(のぎ)
「狭くなってるところがあります!」
シン(マテ)
「!」
シン(マテ)
「オル…わ、わ、わ……!」
KP(マテ)
シンのオルフェはあなたたちよりも先に、そのポイントを優雅に跳びこえる。
KP(マテ)
シンのオルフェに習い、自身の乗るオルフェをクレバスに向けると自然に速度が増す。
KP(マテ)
十分な助走を取り、その身体が次々と宙を舞った。
KP(マテ)
ザァ、という激しい砂の音。
KP(マテ)
あなたたちは無事にクレバスを飛び越えることができた。
KP(マテ)
後ろを振り返ると、
KP(マテ)
白い巨人がこちらを見つめていた。
KP(マテ)
クレバスの幅を跨げないのか、それとも何かほかの理由があるのか…
KP(マテ)
ぴたりと動きを止め、ただこちらへと顔を向けている。

白と砂漠の世界

シン(マテ)
「………。」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……ここまでは来ないみたいですね」
東森 和沙(柳ゆらん)
「・・・追って、こない?」
シャーロット(わたのはら)
「でも、どこかいく、しないデス…ブキミデス。」
月嶋 旭(のぎ)
「…うまく逃げ切れた…?」少し身体が震えています
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「…………」 ずっと震えている手を、深呼吸して落ち着かせます。
シン(マテ)
「…だい、じょう、ぶ…?」オルフェから降りて震える二人を見る
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……僕は、大丈夫。シンは怪我してない?」
シン(マテ)
「……いいこ、いいこ」月嶋さんと四ツ谷さんをなでた
シン(マテ)
「…うん、だい、じょう、ぶ…」頷く
月嶋 旭(のぎ)
「シン~;;;」ちょっと安心したのか軽く涙目です
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……ごめん、肝心な時に、何もできなかった……本当にごめん……」
東森 和沙(柳ゆらん)
「…大丈夫そうなら良かった」
シン(マテ)
「…こわかった、ね……」月嶋さんなで…
シン(マテ)
「んーん…」首を振る
シン(マテ)
「しゃーろっと、おねーさん…あり、がとう、ね…」シャーロットさんにお辞儀
シャーロット(わたのはら)
「四ツ谷サンは~…エ~ト…イヤシケイです!から、気にしなくてイイデス!」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「どうにかなったのはシャーロットさんのおかげです。ありがとうございます」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「い、癒し系……???」
シン(マテ)
「いやしけー…?」首傾げた
シャーロット(わたのはら)
「シンがブジで、よかったデス!花は…ザンネンでしたケド…」
月嶋 旭(のぎ)
「ほんとかっこよかった!王子様みたいだったよ~;;」興奮して脳直発言
東森 和沙(柳ゆらん)
「うん、シャーロットさんがいなかったらどうなっていたか」
シン(マテ)
「はな、は……」
シン(マテ)
「やくそく、した、から…」
月嶋 旭(のぎ)
「…きっとまたどこかに咲いてるよ…」
シン(マテ)
「あさひ、おねーさんと、さがす……」
シャーロット(わたのはら)
「ウフフン、照れるデス~♪こんなに早い子(オルフェのこと)に乗れて、うれしいデス♪」
月嶋 旭(のぎ)
「探そう探そう!今度のは何色かな~」
KP(マテ)
あなたたちがほっと息をついていると、背後で砂の崩れる音がする。
シャーロット(わたのはら)
「シャーロットも、手伝うマス!オルフェもいっしょ…(砂の崩れる音に振り替える」
KP(マテ)
目をやると、巨人がずぶずぶと砂に溶け、まるで初めからそこにあったかのような砂の山を残し、消えてゆく。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……消えた……?」
月嶋 旭(のぎ)
「…溶け…た?」まじまじと見ます
東森 和沙(柳ゆらん)
「・・・・」
シン(マテ)
「オルフェ、も…ありがと…ね…」
KP(マテ)
あなた達のオルフェは口を開け、舌を出し、息を切らす。
KP(マテ)
シンのオルフェだけが悠々としていた。
月嶋 旭(のぎ)
「オルフェもほんっっとありがとう~~助かったよ~~」わしゃわしゃ
東森 和沙(柳ゆらん)
「ああ、やっぱり疲れちゃったんだね。ありがとう、助かったよ」となでなで
KP(マテ)
撫でられると、オルフェは弱弱しく「ヒン…」と鳴いた。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……うん、そうだ。一番頑張ったのはオルフェだったね。僕がこんななのに、逃げ出さずに乗るまで待ってくれてありがとう」 なでなで
シャーロット(わたのはら)
「あの白いの、二度と会うしたくナイデス!」
オルフェ(マテ)
「………」四ツ谷さんと東森さんにスリ…
シン(マテ)
「…あれが…ウロ、だよ…」
東森 和沙(柳ゆらん)
「白いの・・・あれがウロか。・・・確かにもう会いたくないね」
シャーロット(わたのはら)
「オルフェにはすきなものたくさん食べさせるデス~♪…あれ?オルフェ、なに、食べるデス…(ぶつぶつ)」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「ウロ……あれが、元々は人間だったのか……人間が化け物に転じる逸話もそれなりにあるけど、あんなにおっかないのもいるんだ……」
シン(マテ)
「…オルフェ、……おなか…すいた…?」ポケットからビスケットを出してオルフェに差し出す
オルフェ(マテ)
「……(それはちょっと)」( ˘•ω•˘ )
シャーロット(わたのはら)
(ビスケットは食べない…(メモ
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
なるほど……
月嶋 旭(のぎ)
「あいつは…前みたいに歌でなんとかなるものではないの?」シンに聞きます
シャーロット(わたのはら)
「アレがウロ…倒す、無理デス…」
シン(マテ)
「ん、うた、は…ならない、と、おもう…」
シン(マテ)
「あれは、おおきい、ウロ…」
月嶋 旭(のぎ)
「そっかー…逃げるしかないのかな」
シャーロット(わたのはら)
小さいのもいるとな…
東森 和沙(柳ゆらん)
「大きい・・・それ以外もいるってこと?」
シン(マテ)
「ちっちゃい、のも…いる……」東森さんに頷く
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「小さいのもそれはそれで怖いな……」
東森 和沙(柳ゆらん)
「大きさによっては退けることもできるかもしれないけど・・・できれば避けたいところだね」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「……そういえば、勢いでクレバス超えちゃったけど、こっちにシンの家があるんだよね」
シャーロット(わたのはら)
「Oh,ソウでス、シンのイエ、行くですヨ~!」
シン(マテ)
「うん…、もう、すこし、かな…?」頷く
シン(マテ)
「オルフェ、……へいき?」
オルフェ(マテ)
「………」👍
KP(マテ)
しばらく相談を続けていると、オルフェ達が立ち上がる。
KP(マテ)
どうやら回復したようだ。
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
なんとも頼れるやつらよ……
東森 和沙(柳ゆらん)
オトコマエヤデェ
シャーロット(わたのはら)
「オルフェ、good boy! いいこデス~」(ポンポン
シン(マテ)
「だいじょうぶ、みたい…だから、いえ、いこう、か…?」
シン(マテ)
「ここ、に、いると…また、ウロ、くるかも…」
オルフェ(マテ)
「♪」シャーロットさんはむはむ
シャーロット(わたのはら)
(キャッキャッ)
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「今度はさっきみたいな全力疾走じゃなくていいから」 オルフェと目を合わせて話しかけよう
月嶋 旭(のぎ)
「!行こう!か!(あからさまにびくっとしながら)またしばらくよろしくね~」オルフェナデナデします
オルフェ(マテ)
「……」四ツ谷さんジッ…
シャーロット(わたのはら)
目がたくさんあるとどれと目を合わせようかなってなりそうよね
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「…………」 見つめあいに負けて目を逸らす。
オルフェ(マテ)
「……」月嶋さんの頭に顔をコツンとした
東森 和沙(柳ゆらん)
「うん、行こうか。今度は落ち着いてゆっくり進めるといいね」
オルフェ(マテ)
「ベロベロベロ」 四ツ谷さんの顔面を舐める
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「うわっ!!?!?!」
KP(マテ)
目をそらした四ツ谷さんの顔面をオルフェがベロベロ舐めた。
月嶋 旭(のぎ)
「(にやにや)」
シン(マテ)
「なかよし…」
シャーロット(わたのはら)
「アハハハ、その子、四ツ谷サンにスキスキ~デス~♪」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「み、見ないでください……」 ちょっと乱暴にオルフェを撫でました。
東森 和沙(柳ゆらん)
「あはは。懐かれてるね、四ッ谷くん」
オルフェ(マテ)
「……」ジッ と東森さんを見る
東森 和沙(柳ゆらん)
「?」オルフェ見返して撫でますね
オルフェ(マテ)
「ンベロベロベロ」
KP(マテ)
東森さんも顔面を舐められた。
東森 和沙(柳ゆらん)
「わっ!?」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「東森さんも懐かれてるじゃないですか」
シン(マテ)
「…ん、みんな、なかよし…」
東森 和沙(柳ゆらん)
「あはは、そうみたいだね」なでわしゃ
オルフェ(マテ)
「……」フンス
KP(マテ)
オルフェ達は首を下げ、あなたたちに乗るよう促す。
シン(マテ)
「…いこう、か…」
月嶋 旭(のぎ)
「しゅっぱーつ!」
シャーロット(わたのはら)
「オルフェ、もう少し、頑張るデス。(ひょいとまたがり)」
東森 和沙(柳ゆらん)
「うん、行こう」
四ツ谷 柳一(ミナカミ)
「そうだね。行こう。……オルフェ、またよろしく」 オルフェに乗ってぽんぽん優しく叩きます
KP(マテ)
あなたたちは再び『家』への歩みを進める。
KP(マテ)
道中、特に変わったことはない。
KP(マテ)
遠くにぽつりと赤い花が咲いているのを見掛けたり、
KP(マテ)
ぞろぞろと列を為した人間ほどの大きさのウロの群れや、
KP(マテ)
巨大なクジラのごとき砂の塊が通過していくのをやり過ごしたりしたくらいだ。
KP(マテ)
———そうして一行は、『家』へと辿り着く。